ローソンは1日、1992年9月にコンビニでは初めて全店舗に募金箱を設置し、今年2月末までの約30年間に集まった募金総額が108億9704万106円に達したことを明らかにした。

 現在は、「ローソングループ“マチの幸せ”募金」としてレジカウンターに募金箱を設置し以下の3つを目的としている。
 ――環境・緑化活動に役立てられる「ローソン緑の募金」。
 ――ひとり親家庭へ給付される奨学金となる「夢を応援基金(ひとり親家庭支援奨学金制度)」。
 ――アスリートが夢を持つ大切さを子どもたちに伝える活動に役立てられる「『夢の教室』募金」

 これらは、大規模な災害が発生した際には「災害募金」に切り替えている。
 現在は、キャッシュレス化に伴い、店頭募金箱のほかに店頭端末「Loppi」から寄付先を選び寄付できる「Loppi募金」やPontaポイントやdポイントを寄付できる「ポイント募金」でも募金を受け付けている。
 さらに、近年の自然災害の激甚化を受けて20年7月からは「Loppi募金」で「日本赤十字社(災害救護活動支援募金)」の受付を実施している。

提供元・食品新聞

【関連記事】
活性化するベーコン市場 パスタ人気が一役 料理利用で
「クノール」軸に下半期で勝負 提案力高めながら商品価値を提供 味の素執行役員 神谷歩氏
コーヒー飲料 PETボトルVSボトル缶 各ブランドで容器戦略の違い鮮明に
ビール類 夏行事激減で打撃も新ジャンル好調維持
納豆 底堅い“生活密着品” 健康&巣ごもりで再び浮上