グラマラスなレインボーカラーが腕元に視線を吸い寄せる。

スイスの時計ブランド「ユリス・ナルダン」が、8月29日(月)から始まったジュネーブ・ウォッチ・デイズに合わせ2本の新作時計を発表。シリシウム素材が虹色に輝く色彩からインスピレーションを得た「レディ ダイバー」39mmと「ブラスト トゥールビヨン」45mmが登場した。

シリシウムから着想を得たレインボーのウォッチ

金属に似た物質である“シリシウム”のパイオニアであるユリス・ナルダンは、2001年に時計メーカーとしては初めてシリシウム製脱進機を搭載した時計を発表し、現代の時計製造を表す「フリーク」を誕生させた。それ以来、ユリス・ナルダンはブラスト トゥールビヨンの「キャリバーUN-172」やレディ ダイバーの「キャリバーUN-816」など、いくつかのムーブメントにシリシウムを搭載している。

今回登場したのは、この画期的な素材からインスピレーションを受け、ベゼルにパープル、グリーン、ブルー、ピンクのジェムストーンを配した、太陽の光を受けて虹のように輝く2モデルだ。

グラマラスでパワフルな印象を与える「ブラスト レインボー」

ベゼルに加え、スケルトンデザインの「X」をモチーフにした文字板と、12時位置に配置されたプラチナ製マイクロローターが目を引く「ブラスト レインボー」。製品名「ブラスト(=爆風) 」が表すかのごとく、雄々しく爆発的なエネルギーを感じさせるアイテムだ。

ベゼルとインデックスには50個のルビーとサファイアのバゲットストーンをあしらい、グラマラスでパワフルな印象に仕上げた。

人目を引くまばゆい装飾を施した「レディ ダイバー レインボー」

「レディ ダイバー レインボー」のベースには、2019年発表の「レディ ダイバー」を採用。

40個の宝石(ルビー、アクアマリン、トパーズ、ツァボライト/グリーンガーネット、サファイア)を凹型逆回転防止ベゼルにセットしたその外観は、深海の中にあっても光を反射する可能性すら感じさせる。

また、インデックスに使用した11個のダイヤモンドも、時計にラグジュアリーさを増す大事な要素の一つ。陽気や喜びを連想させるマルチカラーが、若々しいスタイルを作るのに一役買ってくれそうだ。

パートナーや大切な人への贈り物として喜ばれそうな逸品。「ブラスト レインボー」と「レディ ダイバー レインボー」で、ペアウォッチとして身に着けるのも楽しそうだ。

ユリス・ナルダン公式WEBページ

(IKKI)