アサヒ飲料は、全国の高校生を対象に、6月30日から7月4日までの期間、「今ドキ高校生の夏休みの宿題に関する全国調査」を実施した。今回の調査は、昨年11月に立ち上げた、炭酸水・炭酸飲料に関する様々な情報を発信していくアサヒ炭酸ラボのコンテンツの一環として行われた。
炭酸ラボでは過去に「強炭酸水の飲用で集中力が向上」する可能性について検証を行っており、夏にふさわしく、また若者世代にも愛飲される炭酸飲料が、夏休みに宿題が多いと指摘される日本の高校生を応援できるのではないかと考え、今回高校生の夏休みの宿題に関して、その実態調査を行った。
今回の調査結果から、全国の7割以上の高校生が夏休みの宿題量を「多い」と感じていることが判明した。また、約半数の県の高校生が、夏休みの宿題を「夏休み後半まで手を付けず終わり掛けに一斉に終わらせる」という“ギリギリ派”であることがわかった。都道府県別でみると、“ギリギリ派”の割合が最も多いのは「秋田」と「静岡」で、この2県では63.3%もの高校生が“ギリギリ派”なようだ。さらに、「和歌山」では半数の人が余裕をもって早めに終わらせる“ソッコー派”であることがわかった。
夏休みの宿題が終わらずに苦労したエピソードを聞いてみると、「毎日日記をちゃんと書かなくて天気のところを家族みんなで調べた」(京都府・16歳 女性)、「読書感想文が毎回後回しになり、家族に手伝ってもらうことが多かった」(滋賀県・16歳 女性)など、家族の助けによってなんとか間に合わせたエピソードが多数聞かれた。また、「夏休み初めの頃は宿題を早く終わらせようと思っているけど、途中で諦めてラスト1週間くらい宿題に追われてる」(奈良県・15歳 女性)、「夏休み最後の方で友達と電話しながら徹夜で終わらせた」(静岡県・16歳 女性)など夏休み終盤にがんばったエピソードなども多くあった。夏休みの宿題は家族や友達の協力を得るという意見も多く、協力者の手を借りて宿題をやるという人が多いようだ。
今では高校生の必須アイテムとも言えるスマートフォン。スマホでは様々なコンテンツにアクセスしたりゲームを楽しんだり、SNSで友人や著名人と簡単につながることができる。そんなスマートフォンを「勉強中に手に取りたくなることがある」と答えた高校生は実に96.5%にのぼり、ほとんどの高校生が勉強中にスマホを手に取りたいと思ったことがあることがわかった。
また、そのスマートフォンを勉強中に一度手に取るとどれくらいの時間操作するか聞いてみると、67.7%の人が「1~15分」と回答した。「30分以上」と答えた人も10%ほどいて、スマートフォンの存在が勉強時間に影響を与えていることがわかる。
勉強に集中することを妨げる要因となっているものを聞いてみると、「SNS」(68.9%)や「動画サイト・アプリ(YouTube・TVerなど)」(57.0%)、「友人・知人からの連絡」(39.3%)など、スマホで見るコンテンツが上位に入った。また、「推し活」(21.8%)、「恋人(好きな人)からの連絡」(16.2%)など、高校生ならではの項目も一定の数字を集めた。
アイドルやアーティスト、アニメキャラクターなど、自分の好きな対象を応援する「推し活」では、「山形」「新潟」で43.3%となり、トップとなった。また「恋人(好きな人)からの連絡」の県別数値を見てみると、「栃木」「大分」が26.7%でトップになった。「勉強より愛情」という気持ちが強いのがこの4県のようだ。
勉強で集中力が続く時間について聞いてみると、平均で63分13秒と、1時間は集中力が保てることがわかった。また、この結果を都道府県別に見ると、最も長く集中力が続くのは「栃木」で、平均の約1.5倍の89分18秒という結果に。ついで「滋賀」の84分36秒、「北海道」の83分16秒と続く結果になった。
最後に、時代は変わっても高校生が好きな炭酸飲料について、今ドキ高校生に飲みたくなるシーンを聞いてみた。「のどが渇いた時」(49.1%)がトップなのは当然として、「リフレッシュしたい時」(34.6%)、「刺激が欲しい時」(25.8%)、「頭をすっきりさせたい時」(24.0%)など、気分転換をしたいシーンに飲みたいのが炭酸飲料であることがわかった。
また炭酸ラボでは、「強炭酸水の飲用で集中力が向上」する可能性について検証を行っているが、「炭酸水を飲むと集中力が高まるとしたら飲みたいか」という問いには、74.2%の高校生が「飲みたい」と回答した。
提供元・BCN+R
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