落としてないのは?

今度は、竿が折れた。これも、いつものことである。予備竿まで折れた経験も、皆さんにもあると思う。「わしの竿は改良しとる。だから強い。エヘン!」と釣友が威張るので、私が「パワー穂先だろ?」と折れて短く補修した竿を指摘して、「私と一緒じゃ」というと、大笑いになった。

竿先だけなら補修すればいいが、こんなことがあった。竿先を折ってしまって慌ててしまい、玉網の柄を踏んづけて玉網の柄まで折ってしまった。これでさらにあわてて、今度は、竿の先だけでなく元の方まで折ってしまい、せっかく掛けた魚は糸が切れて海の中に潜っていってしまった。魚とのやり取りをする前の「あちゃー」である。仕方ない。

当然、愛する妻には、小遣いをもらうためにハエのように手をこすりあわせて、お願いすることになる。そこでの大蔵省(妻)のひと言が強烈パンチだった。「落としてないのは、命だけやな」と。

それでも釣りはやめられない、バカな男である。だって、地球は僕らの遊び場なんだもん。

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<濱堀秀規/TSURINEWSライター>

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