目次
道の概要
お薦めのシーズン
周辺立ち寄りポイント
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道の概要

『信貴生駒スカイライン』は大阪と奈良の境界の生駒山(標高642m)と信貴山(標高437m)の稜線を走る全長20.9kmの自動車専用の有料道路だ。ここは私道で近畿日本鉄道(近鉄)が所有し、子会社の近鉄レジャーサービスが管理している。私道ではあるが道路運送法に規定された自動車道なので、道路交通法などが適用され、違反者には罰則が科せられる。かつては二輪車も通行可能だったが、事故・暴走行為が多かったため、現在二輪車は全面通行禁止になってしまった。折角の素晴らしい景色と走りが楽しめる道路なのに残念である。他の道路にも波及しないように、互いの運転マナーの向上を図りたいものである。

【大阪/奈良】信貴生駒スカイライン 〜 バイクは通行禁止! 関西屈指の人気ドライブコース〜[バイク・車でツーリングしたい日本百名道・No.63]
(画像=『Moto Megane』より 引用)

道路は、連続するヘアピンカーブから長いストレートまで多彩で、ドライブ好きにはたまらない道だ。途中にはいくつもの駐車場が用意されていて、いずれも大阪や奈良を一望でき、この地域有数の夜景スポットとして多くの人が集まってくる。お薦めは北側から、パノラマ展望台、鐘の鳴る展望台、十三峠だ。中でも鐘の鳴る展望台は、展望台の柵にカップルたちが南京錠を掛けて愛を誓う「愛の南京錠」のデートスポットとしても知られ、大阪と奈良の夜景を同時に眺められることから絶大な人気がある。夜景の撮影を考えると、十三峠も広大な大阪の夜景を眺望できる場所だ。

【大阪/奈良】信貴生駒スカイライン 〜 バイクは通行禁止! 関西屈指の人気ドライブコース〜[バイク・車でツーリングしたい日本百名道・No.63]
(画像=『Moto Megane』より 引用)

4月はスカイライン全線にわたって桜が咲き、桜のトンネルの中のドライブを楽しめる。満開時期を過ぎると、桜吹雪の中をピンクに染まった道路のドライブは格別だ。秋にはその桜がオレンジ色に輝く。

通行料金が高いか安いかは判断しづらいが、途中の好展望地の駐車場、道路の保守整備、公園等の施設などを総合すれば、リースナブルな料金設定といえよう。2017年台風21号の影響によって土砂崩れが発生し、一時通行止めになったが、2018年12月22日には全線が開通している。

お薦めのシーズン

【大阪/奈良】信貴生駒スカイライン 〜 バイクは通行禁止! 関西屈指の人気ドライブコース〜[バイク・車でツーリングしたい日本百名道・No.63]
(画像=『Moto Megane』より 引用)

春の桜、秋の紅葉。夜景は年間を通して楽しめる。