全体の月間データ通信量は平均9.34GBだが「中央値」は3GB

スマホ月額利用料金に下げ止まりの兆し、理由は5Gユーザー増加?【MM総研調べ】
(画像=最も多い通信料は1GBでユーザーの3割超に。平均9.34GBとはずいぶん差があるが…(「MM総研」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

スマホユーザーのデータ通信量の調査結果は、平均「9.34GB」と前回の調査から4.4%増えており、2017年2月以降、増加し続けている。しかし中央値は「3GB」で、「3GB」16.4%、「2GB」10.3%、「1GB」31.7%と全体の過半数となる58.4%のユーザーが3GB以下の通信量という少し驚きの結果に。一部の大容量ユーザーが平均値を上げていると考えられる。

5Gプラン契約者のみのデータ使用量は「12.31GB」で、4Gプランの契約者の「8.37GB」に比べて約1.5倍の使用量がということが判明。ここでも5Gプランのユーザー増加による影響があるようだ。

楽天モバイルの業界参戦以来、格安スマホが次々に立ち上がり、戦国時代となった業界だが、やはりある程度の月額利用料金は取らないと利益が出ない。今後、利益を出すことが難しいサービスは、楽天モバイルの“0円廃止”のように終了してしまうことになっていくだろう。ここらで値下げばかりの価格競争も落ち着いた方が、今後のユーザーへのサービス向上につながるだろう。

今後はユーザーが自分に合ったプランを吟味し、選んでいく時代になっていくと考えられる。各社はいかに多くのユーザーに寄り添えるプランを出していくか、大容量プランを必要としているユーザーを取り込めるかが生存競争に勝てるポイントかもしれない。

出典元:スマートフォン月額利用料金に下げ止まりの兆し「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2022年7月調査)」【MM総研】

※サムネイル画像(Image:DANIEL CONSTANTE / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

【関連記事】
ドコモの「ahamo」がユーザー総取り! プラン乗り換え意向調査で見えた驚愕の真実
【Amazon】注文した商品が届かないときの対処法を解説!
COSTCO(コストコ)の会員はどれが一番お得? 種類によっては損する可能性も
コンビニで自動車税のキャッシュレス払い(クレカ・QRコード決済)はどの方法が一番お得?
PayPay(ペイペイ)に微妙に余っている残高を使い切るにはどうすればいいの!?