8月28日に函館で開催された年齢別日本一決定戦である『第34回日本マスターズボディビル選手権』の60歳以上級と60歳〜80歳以上のオーバーオールで角田信朗選手が優勝した。

角田選手といえば、正道会館最高師範にして、K-1ファイター、俳優、歌手など、マルチな活躍をみせてきた。

ボディビルは、2015年にデビュー。グアム国際親善ボディビル選手権80kg以下級での優勝をはじめ、数々のタイトルを獲得してきた。こと日本マスターズ選手権においては、2016年に競技歴1年で50歳以上75kg超級に出場し、2位。昨年は60歳以上級で3位に輝いている。

今年7月12日に刊行されたウエイトトレーニング雑誌『IRONMAN8月号』では表紙を飾り、還暦を超えてもなお進化し続ける角田選手のトレーニングが紹介され、話題となっており、本大会での活躍が期待されていた。

60歳以上級には、2022年四国ボディビル選手権優勝の芝原茂樹選手や、昨年の2位林勇字選手(角田選手は3位)など、強豪を抑えて堂々の優勝。60歳以上、65歳以上、70歳以上、75歳以上、80歳以上級の5クラスで競われるオーバーオールでは審査員全員から1位票を獲得し、同大会2冠に輝いた。

ボディビルダー”角田信朗”の進化から目が離せない。

文:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介