時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)

2022年9月1日(木)からユナイテッド航空の成田〜サイパン直行便が就航することになり、盛り上がりをみせ始めている北マリアナ諸島のサイパン。わずか3時間半のフライト、時差1時間の日本から一番近い英語圏の海外リゾートとして注目せずにはいられない。そこで就航開始より一足先にサイパンへ飛んだオーシャナ編集部では、現地の海の様子や、入出国手続き、そしてマリアナダイビングについて、4回にわたりレポート。2回目の今回は、サイパンでのおすすめワーケーション先をご紹介!

目次
ワーケーションするならここ!実際に宿泊、取材してみておすすめしたいスポット3選
 ・リゾートを満喫しながら仕事するなら「サイパンワールドリゾート」
 ・自炊しながらの長期滞在なら「HIMAWARI」
 ・一棟貸し、フロア貸しが可能!別荘のように過ごせる「マリアナベース」
時差1時間、成田から約3時間半のサイパンはワーケーションのベストスポット!
ホテル情報

ワーケーションするならここ!実際に宿泊、取材してみておすすめしたいスポット3選

リゾートを満喫しながら仕事するなら「サイパンワールドリゾート」

休暇先で、余暇と仕事を両立させる「ワーケーション」というスタイルが広まりつつある。実際に快適なワーケーションにするためには何に気をつけたらいいのだろう。作業しやすい環境、設備が整った滞在先は確実に押さえたい。今回、取材で宿泊した「サイパンワールドリゾート」では、ワーケーション目的のトラベラーのためにさまざまな工夫を凝らしていた。

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=空港から車で約10分の好立地、『オーシャナ』より引用)

リモートワークにはパソコンが欠かせないので、Wi-Fi環境は必須。その点、同ホテルの客室は全室Wi-Fi設備あり。実際にオンライン会議をしてみたが、遅延なくスムーズだった。これならリモートワーカーも安心。加えて時差はわずか1時間。日本とリアルタイムでやりとりするのにまったく困らない。サイパンが海外ワーケーション先として注目される大きな理由の一つになっているのも納得。

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(画像=デラックスルーム、『オーシャナ』より引用)

客室は全室オーシャンビュー。仕事の合間に海を眺めたり、波の音を聞いたりできる環境は常夏のマリアナだからこそ。ホテル目の前にあるビーチに息抜きの散歩に行く選択肢もあり。

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)

家族を連れてのワーケーションというのもサイパンでは現実的だ。就学前の子供なら学校の心配もない。しかもキャラクタールームのあるサイパンワールドリゾート。かわいいうえに部屋の奥には、子どもが遊んでもケガをしにくいマットルームが併設されている。この安心感は大きい。

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(画像=キャラクタールーム、『オーシャナ』より引用)

仕事に集中したいときには、5~11歳の子どもを預けられる「キッズカレッジ」を利用するのも手。担当スタッフが、室内レクリエーションや併設されたプールでの水遊びなどを提案してくれる。ホテル滞在者はなんと無料で利用可能。

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(画像=キッズカレッジ、『オーシャナ』より引用)

保護者同伴が必須ではあるが、1~7歳の子どもであれば、室内プレイパーク「ポロロパーク」もおすすめ。キャラクタールームに宿泊していれば無料で利用できる。

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(画像=ポロロパーク、『オーシャナ』より引用)

ワーケーションあるあるの中には、さぁ仕事、という段になった途端、いつもの客室では気分が乗らないことも。そんな時は場所を替えてみるのがいいかもしれない。ワークスペースとしてぜひ利用したいのが「オアシス ブック ラウンジカフェ」。

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(画像=『オーシャナ』より引用)

ラウンジには、4人掛けのテーブル約10台、8人掛けの長テーブル約4台が余裕を持って配置されており、プールが見える窓際の席はソファ席になっている。

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)

ラウンジ奥の壁には、天井までかかる本棚が。実際に仕事をしてみたが、静かな環境で集中できたように思う。Wi-Fiもサクサク。

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(画像=『オーシャナ』より引用)

ほか、気分をリフレッシュするのにうってつけなのが、ホテル敷地内に併設されたウォーターパーク「ウェーブジャングル」。規模はサイパン最大級!

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(画像=『オーシャナ』より引用)

4種類のウォータースライダーのほか、流れるプール、波のプール、水遊びの仕掛けがおもしろいキッズプールと種類もたくさん。滞在中は無料で遊び放題なのもうれしい。

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(画像=『オーシャナ』より引用)

仕事そっちのけで1日遊んでしまいそう。

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(画像=『オーシャナ』より引用)

プールサイドには軽食を食べられるバーがあるので、休憩がてら立ち寄ってもグッド。この日は風が強かったのでパラソルなしだが、普段は日陰あり。今回は、プールで遊んでお腹が空いていたので、あつあつのトルネードポテトとフレッシュなフルーツドリンクをチョイス。汗をかいた体にポテトの塩気がちょうどよい。

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(画像=『オーシャナ』より引用)
時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)

目の前のビーチとプールは繋がっているので気軽に行き来できる。

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)

ビーチでは、カヤックやSUP、ウィンドサーフィン、シュノーケリングといったアクティビティが用意されている。気分に合わせて選びたい。これまた宿泊者は無料。

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(画像=『オーシャナ』より引用)

長期滞在でも飽きることなく過ごせそうだ。

滞在中の大きな楽しみといえば食事の時間。朝のはじまりは、ビュッフェスタイルの朝食が自慢の「ビュッフェワールド」から。

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(画像=『オーシャナ』より引用)

洋食から和食、韓国料理、フィリピンフードまでバラエティに富んだメニューが並ぶ。

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(画像=『オーシャナ』より引用)
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(画像=『オーシャナ』より引用)

ガラス張りの光あふれる空間で朝食を。向こうにはプールが見渡せる。さて、今日のプランでも考えようか。

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(画像=『オーシャナ』より引用)

ビュッフェワールドは10月から朝食専用のレストランになるので、朝のバリエーションを増やすならホテルの真向いにある大型ショッピングセンター「ジョーテンショッピングセンター」で買い出しするのもよさそう。食品だけでなく、日用品、お土産まで手に入るのがありがたい。リゾートを満喫しながらワーケーションを楽しむなら、間違いなく快適なホテルだった。

自炊しながらの長期滞在なら「HIMAWARI」

次に紹介するのは、サイパンの中心、ガラパンにある日系のホテルHIMAWARI。

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(画像=『オーシャナ』より引用)

こちらのホテルは、日本人スタッフが常駐しているので、何かと安心。ワーケーションだけでなくウィンドサーフィンやダイビングなどの目的で長期滞在する人にも人気だそうだ。

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=日本人スタッフ、マネージャーの野口啓佑さん、『オーシャナ』より引用)

HIMAWARIの入り口はこんな感じ。

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)

1階は食品や日用品が手に入るストアになっていて、日本の商品も充実している。陸上の取材をサポートしてくれた地元のダイビング協会NMDOAの会長であり、MSCサイパンのインストラクターである山口(通称:トシ)さんも「ここで手に入らないものはない」と言うほどの品揃え。わざわざ外に買い出しに行かなくていいのが便利。

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)

ストアの一角には、イート・イン・コーナーもあり。

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)

長期滞在ゲスト向けの客室は2~4階にあり、ダブルベッド、ウォシュレット付きトイレ、バスタブといった標準的な設備のほかに、ミニキッチン(調理道具付き)、テレビ、デスク、冷蔵庫、電気ポット、エアコンが備えられている。さっそく中を見せてもらった。

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(画像=全室Wi-Fi完備、『オーシャナ』より引用)

長期滞在の場合、ずっと外食やインスタント食品だと味気なく感じたりするもの。体調管理の面でも、自炊した方が体にはよいだろう。ということで自炊に便利なキッチン、ガスコンロ、電子レンジもあり。また、ベランダの物干しでダイビング器材を乾かせるのもポイント。

最上階にいけば、さらに広いスペースの器材干し場がある。ショップではなく自分で器材を保管する場合やダイビング最終日に重宝しそう。

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)

宿泊中の食事は、ストアフロアの奥にある日本食レストランを利用するのもおすすめ。テーブル席、寿司バーカウンター、個室もある。

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)

海に囲まれたマリアナ。地魚は新鮮そのもの。サイパンで刺身の盛り合わせが食べられるとは…!

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)

メニューには、トンカツ、唐揚げ、たこ焼き、焼きそばなど日本人のソウルフードから日本酒、焼酎といったアルコールも用意されていて、日本の居酒屋とまるで変わらない。しかもリーズナブル。「安さを感じてもらうには、ビールの値段をほかのレストランと比べてみてください」と教えてくれた。たしかに、日本円に換算するとビールがジョッキ一杯、200円台!ビール好きにはうれしい価格。

長期滞在向けの施設だけあって、1泊単位ではなく、ウィークリーやマンスリー価格も設定されている。平日1泊69ドルのスタンダードシングルは、マンスリーなら1030ドル。1泊あたり33ドルになるのはかなりお得だ。しかもアメリカ人講師による英会話教室も宿泊ゲスト向けに開催されているので、働きながら英語を学ぶことができる環境だ。

一棟貸し、フロア貸しが可能!別荘のように過ごせる「マリアナベース」

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)

こんなところにポツンと一軒家な風貌の「マリアナベース」は、市街地のガラパンから車で約5分の小高い丘の上に佇んでいる。宿泊フロアは一階と二階にわかれ、フロア貸切や一棟貸し切りなど、用途や人数によって使い分けができる。庭からは海を一望。ここでBBQを楽しむゲストも。

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)

2ヶ所ある入り口の1つから中に入る。

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)

2階のフロアから見て回ろう。吹き抜けの階段部分には、可愛らしい魚のインテリアが。実は、マリアナベースのオーナーはダイバーだそう。全部で6部屋あるベットルームの名前も、グロット、ラウラウ、オブジャンなどダイビングポイントにちなんで名づけられている。

時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=『オーシャナ』より引用)
時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=1階、2階ともWi-Fi完備、『オーシャナ』より引用)

一階フロアのベットルームはこちら。

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(画像=テニアンルーム、『オーシャナ』より引用)
時差1時間のサイパンはワーケーション天国!おすすめの宿泊先を行って見て確かめてきた
(画像=フォービドゥンルーム、『オーシャナ』より引用)

一階の共有スペースはキッチンダイニングになっている。

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(画像=『オーシャナ』より引用)

リビングとベットがセパレートになっているので、コンドミニアムや別荘のように利用するのが正解な気がするマリアナベース。家族や恋人、仲間たちと暮らすように過ごすのには最適。

時差1時間、成田から約3時間半のサイパンはワーケーションのベストスポット!

ワーケーションができる宿泊施設へ実際に行ってみたが、正直かなりおすすめ。日本から3時間半と短時間でアクセスできる上に、時差も1時間で疲れを溜めることなく休暇モードにシフトできる。しかもワーケーションに便利な宿泊施設を選べば、仕事もはかどる。何より海がすぐ近くなので、ダイバーにとっての理想のワーケーションスポットだと感じた。

マリアナ政府観光局では、2022年9月1日(木)から就航を開始するユナイテッド航空、成田-サイパン線(UA0825/UA0824)の利用者を対象に、嬉しい特典付き「マリアナケーション超得キャンペーン」を開始する。なんと50ドルクーポンやマリアナダイビングが直行便利用者全員に無料プレゼントされるそうなので、ぜひキャンペーンを利用してお得なダイビング旅を!

協力:マリアナ政府観光局/MVA、北マリアナ諸島ダイビング事業者協会/NMDOA

ホテル情報

■サイパンワールドリゾート

Tel:1-670-234-5900
Fax:1-670-234-5909
Email:worldresort.jpn@gmail.com(日本語可)

■HIMAWARI

Tel:1-670-233-1530、1531
Fax:1-670-233-1532

■マリアナベース

Tel:1-670-989-8202

提供元・oceanα

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