多機能ローチェアをDIY!

クレイジークリーク HEX2.0 オリジナルチェアを長年愛用しているのですが、長年使うからこそ「こうなってたら、もっと便利なのに」と思う節もあったんです。

「こうなってたら、もっと便利なのに」なんてもったいぶりましたがね、現状よりちょっと長いのが欲しかっただけなんですよ。

アウトドアギアマニアからは「長いのって、すでに売ってんじゃん!」ってツッコミが入りそうですが。

そうじゃないんです。

クレイジークリーク HEX2.0 パワーラウンジャーのように背もたれまで長くなく、クレイジークリーク HEX2.0 オリジナルチェアのような短い背もたれでいいんです。

【Amazon】ってアウトドアパーツが充実! ローチェアを多機能で使いやすくDIY!
(画像=『cazual』より引用)

だってクレイジークリーク HEX2.0 パワーラウンジャーって収納の際に丸めたとき、背もたれの延長部分だけ飛び出ちゃうじゃないですか!

そこで、背もたれはクレイジークリーク HEX2.0 オリジナルチェアの短さで、クレイジークリーク HEX2.0 パワーラウンジャーのような多機能ローチェアをDIYしちゃおうって思ったのです。

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(画像=『cazual』より引用)

そこで必要になったのはフレームです。

フレームは軽量で強度があったほうがいいので、カーボンファイバーの細めなロッドなんかがいいですね。

そんなパーツももちろんAmazonでさんざん探しまわって購入しましたよ。

ローチェア製作開始!

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(画像=『cazual』より引用)

まずはジョイントマットの詳細をチェック。

表面は型押しされ、凹凸になっています。

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(画像=『cazual』より引用)

しかし裏側はフラット。

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(画像=『cazual』より引用)

このジョイントマットを必要な大きさに、カッターナイフでカットします。

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(画像=『cazual』より引用)

続いてレザークラフト用の型抜きポンチで全体的にマーキング。

完全に型抜きする前なら、やり直しは効きますから、まずはマーキングのみ。

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(画像=『cazual』より引用)

そしてバランスよく配置できたら、型を抜いていきます。

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(画像=『cazual』より引用)

今回の製作物でお手本となるのは、長年使ってるお気に入りのクレイジークリーク HEX2.0 オリジナルチェアです。

なので、大きさやパーツなんかを寄せていきます。

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(画像=『cazual』より引用)

厚紙でパーツの型紙を作り、使用生地にチャコペンでマーキングします。

これまで使用していたのは、20年くらい前に購入したブラザーのセンシア3000というミシンです。

20年間まったくノントラブルできましたが、あるとき知り合いのミシン屋さんが「ヌーベル470っていうミシンがあるんだけど、すごくいいよ」と教えてくれたのです。

なにが「すごくいいよ」なのかほとんど忘れてしまいましたが、それ以来「ヌーベル470」という製品名が耳から離れませんでした。

そこで新たに「ヌーベル470」導入といたったのです。

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(画像=『cazual』より引用)

ちなみに、「ヌーベル470」は職業用と呼ばれるジャンルのミシンです。

プロユースの職業用ながら、Amazonでもヌーベル470をお買い得で購入することができるようです。

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(画像=『cazual』より引用)

「ヌーベル470」を使い、まずはパーツ部分から縫ってみますが、本当にかっちりした直線が縫えてるのに驚きます。

これまで使ってたのは家庭用のミシンなのでボタンホールが縫えたり、かがり縫いができたり、3重縫いができたり多機能でした。

ところが「ヌーベル470」は直線縫い専用。

直線縫いミシンは単機能だからこそ上下する針の運動に横ブレがなく、まっすぐで美しい直線に縫える・・・と知り合いのミシン屋さんが教えてくれました。

縫製の正確さ、そしてスピードこそが命なのです。

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(画像=『cazual』より引用)

今回の製作物は、特に時短にこだわったので、設計図なしの現物合わせ。

チェアのシート生地にクッション材を当て、フレームの入るベルト部分を当て込み、縫う部分をチャコペンでマーキングしていきます。

【Amazon】ってアウトドアパーツが充実! ローチェアを多機能で使いやすくDIY!
(画像=『cazual』より引用)

「ヌーベル470」の何が楽かって、ボタンを押すだけで上糸と下糸を同時にカットしてくれる機能。

これだけでずいぶん作業効率が上がり、時短にも貢献します。

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(画像=『cazual』より引用)

シート生地、サイドベルトパーツ、フレームパーツと何層にも重なってても、「ヌーベル470」は力強く正確にソーイングしてくれるのです。

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(画像=『cazual』より引用)

フレームは細めのカーボンファイバーロッドが一箇所に2本ずつ入れましたよ。

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(画像=『cazual』より引用)

チェアの座面にはメッシュ生地を採用。

背面生地と合わせ縫い、袋状に仕上げます。

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(画像=『cazual』より引用)

その袋状となったところにクッション材を入れ込むのです。

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(画像=『cazual』より引用)

そしてテープを縫ってクッションを綴じ込めます。

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(画像=『cazual』より引用)

これで多機能ローチェアの完成です。