「文房具屋さん大賞」で数々の賞を受賞しているサクラクレパスの回転式単色ゲルインキボールペン「SAKURA craft_lab(サクラクラフトラボ)」シリーズから、最新作「007」が11月上旬にデビューする。
大人向けの洗練されたデザインの中にも、遊び心を取り入れた同ブランドのファンは多い。「007」もきっと注目を集めるだろう。
書く喜びを思い出させてくれる大人の筆記具
色彩による豊かな暮らしを掲げ、革新的な技術や商品を作ってきたサクラクレパス。同社のクレパス、クーピー、絵の具は子どもを中心に多くの人に愛され、親しまれている。
一方「SAKURA craft_lab」は、「童心にかえり、いつまでもペンを走らせていたくなる大人の筆記具を生み出す」というコンセプトのもと作られた、新しい筆記具ブランドだ。
この10年ほどで文具を扱う店の業態は変わってきているという。実際、昔から商店街にある文具店だけではなく、カフェや雑貨店、書店とコラボしたお洒落で新しいスタイルの文具店が増えている。同ブランドの開発の背景には、そうした状況の変化がある。
これまでSAKURA craft_labから「001」から「006」までリリースされており、それらのペンは文房具屋さん大賞で数々の賞を受賞している。
ちなみに「文房具屋さん大賞」とは、有名文房具店を運営する各社から、“文房具のプロ”である売り場の店員さんを審査員として迎え、厳正なる審査のうえ「自腹でも買いたい!」と選ばれた文具に与える賞だ。
大人を対象とした「SAKURA craft_lab」はどれも美しく、スマートなデザインに仕上がっている。
「001」のDNAを継承しつつ、モダンなデザインに
今回デビューする新商品「SAKURA craft_lab 007」は、「SAKURA craft_lab」の特徴に加え、細軸とモダンなデザイン、やわらかなインキ色をプラスしたもの。上質な手ざわりや実用性は同ブランドの代表モデル「001」を継承している。
ボディカラーは全5色。ストーミーグレー(#44)、セージグリーン(#46)、ディジョンイエロー(#133)、ミッドナイトブルー(#43)、プラムワイン(#223)というラインアップだ。
流線型の真鍮製グリップは、細やかなクロスローレット加工に。
ボディには細めのアルミ軸を採用。化学梨地でやわらかな色合いを実現した。
また、モダン建築を思わせる段差付きの頭冠には、さりげなくサクラマークを記している。
万年筆ラバーも納得いくであろう品質と価格。自分好みの色を選んで、その使い心地を味わってほしい。
SAKURA craft_lab 007
価格:4,400 円(税込)
ボール径:0.5mm
インキ:標準装着 ブラック
レフィル:R-LGB05A(インキ色:ブラック、ブルーブラック、ブラウンブラック、ボルドーブラック、グリーンブラック、漆黒)
(下嶋恵樹)