しまかぜとは?

2月中旬、出張で「近鉄特急 しまかぜ」に乗車しました。「しまかぜ」は、近鉄の大阪難波駅・京都駅・近鉄名古屋駅から伊勢志摩方面に向かうプレミアム観光特急です。

近鉄特急「しまかぜ」乗車レポート!おすすめの座席から豪華シートが印象的な車内の様子をお伝え
(画像=『たびこふれ』より 引用)

車内の様子をご紹介!

最初はあんまり高級感は感じられなかったのですが・・・。

車両にロゴマーク。確かに見た感じからちょっと違います。

本日は賢島(かしこじま)行に乗車です。

入ってみると、豪華な座席。これはいいですね。

シートはロックされており、回転させるときは個々の下のボタンを押します。JR車両だと足で踏むのが、しまかぜはボタンなので多少戸惑い。

表示板はこんな形。奥には女性アテンダントが歓迎してます。

座席は電動リクライニングで足置きも電動。左端「リズム」だとちょっとしたマッサージのように腰のあたりが上下します。これは初体験の驚きです。

カーテンも電動で上下。これも初めて見ました。

WI-FI完備。前方をスマホで見られるようになっている「しまかぜチャンネル」があるんですね。

乗車客全員に温かいおしぼりと記念乗車票がプレゼントされます。あたたかいおしぼりも珍しい。

車窓です。海が見えるには相当賢島近くまで行かないと。

窓が広くて観光列車らしく、また豪華さも十分です。

喫煙スペースがあります。他のお客様がいて中は映せませんでしたが3名ぐらいは入れます。

6名シートのサロン指定部屋もあります。これも指定席購入のお客様がいて映せず。なかでは6名のお父さん方が赤い顔で談笑してました。瓶類がごろごろ。

4名の個室も備えられています。これも入り口だけ。中では小さいお子様連れの4名ご家族が楽しそうにトランプをやっていました。特に乳児連れの方は重宝しそうですね。

1号車後方にはロッカーが備えられています。鍵付きなので、大きな荷物でも安心ですね。未確認ですが、早い者勝ちなのかもしれません。

3畳スペース程度の売店が、喫茶車両わきに備えれられています。

この車両には食堂車がありまして、非常に人気でした。1階と2階に分かれておりまして、2階はこのような感じ。この日は天気が良く、車窓の眺めもよし。ただし、まだ畑ビューとか民家ビューが多いんですよね。

1階はホームと目線がばっちり。JRの在来線グリーン車の1階と見え方は同じぐらいでしょうか。ちなみに、発車後40~50分程度は食堂車を待つ列ができていましたが、それ以降は空席が目立ちました。

ちょっとわかりづらいですが、最前列・最後列は展望指定座席があります。小田急のロマンスカーと同じでしょうか、やはり人気。お客様がいらして、ずけずけとは写真を撮りにいけませんでした。

下車寸前に全体をとってみました。高級感わかりますでしょうか?

当方は三重県の鳥羽駅で下車。ここから賢島が一番景色がいいのですが、残念です。

下車した後、最後にもう一枚先頭車両を撮影。最初より日光があたって解り易いでしょうか。

鳥羽駅出札後一枚。写真撮影はしませんでしたが、注文すると女性アテンダントが飲み物をはこんでいただけます。賢島に行く際は一度利用してみては?長々とありがとうございました。

しまかぜ公式サイト:kintetsu.co.jp/senden/shimakaze/

【三重ひとくちメモ】

近鉄特急「しまかぜ」が走る三重県は、江戸時代から多くの参拝者が訪れる通称"お伊勢さん"こと伊勢神宮が有名ですね。
海辺の町「鳥羽」ではかわいいラッコに会える鳥羽水族館やミキモト真珠島、最近では桑名の「なばなの里」が四季折々の花で旅人を楽しませてくれます。グルメでは日本三大和牛のひとつで一度は食べたい「松阪牛」が有名です。楽しい魅力に溢れた三重県に出かけてみませんか?

<時間と費用>(関西発の目安)

  • 旅行日数:約1~3日間
  • ツアー費用:約8,990円~約42,800円

まずは三重にどんなツアーがあるか探してみてはいかがでしょうか?

文・写真・石井 徹/提供元・たびこふれ

【関連記事】
避暑地アッター湖で、クリムトセンターと「クリムトの庭園」を訪ねる
ベルリン郊外に残るベルリンの壁跡地でハイキングやサイクリングを楽しむ
高速列車「あずま」で東海岸を行く、ロンドンーエディンバラ間鉄道の旅
【北海道】異国情緒溢れる街・小樽に行ったら、たくさんの笑顔に溢れていた。
ハワイ・ハレイワタウンでランチをするなら?食べたい内容別のおすすめ5店を紹介