セブン-イレブン・ジャパンが首都圏を中心に販売中の「明太子おむすび」がSNSでも話題になり1個300円(税込324円)の高単価ながらも販売を伸ばしている。

前面に具をのせて1個300円で販売伸ばしたセブン-イレブンの「明太子おむすび」 好調受け「炙りサーモンおむすび」新発売
(画像=『食品新聞』より 引用)

「明太子おむすび」は具材を前面にのせたもので、コロナ禍の新しい生活様式の浸透などが開発の背景。 「コロナ禍においてご自宅での食事の機会が増加したことで“食卓を豊かにしたい”というニーズが継続している。同時に、具材感のある(具材比率の高い)おにぎりの人気が高まっていることを受けて開発にいたった」(セブン&アイ・ホールディングス)と説明する。

主に若年男性層に支持され、リピートも獲得している模様。 「当社では“セブン‐イレブンに行けば、面白い商品、楽しい商品に出会える”とお客様に感じていただけるような商品開発を進めており、その点が支持の背景にあるのではと考えている」という。

「明太子おむすび」の好調も加味して8月23日からは埼玉・千葉・東京・神奈川で「炙りサーモンおむすび」を1個300円(税込324円)で順次販売している。

今後も「お客様ニーズを確認しながら、引き続き”面白い、楽しい商品”の開発に取り組んでいく」と意欲をのぞかせる。

提供元・食品新聞

【関連記事】
活性化するベーコン市場 パスタ人気が一役 料理利用で
「クノール」軸に下半期で勝負 提案力高めながら商品価値を提供 味の素執行役員 神谷歩氏
コーヒー飲料 PETボトルVSボトル缶 各ブランドで容器戦略の違い鮮明に
ビール類 夏行事激減で打撃も新ジャンル好調維持
納豆 底堅い“生活密着品” 健康&巣ごもりで再び浮上