NTTドコモ(ドコモ)は、スポーツやコンサートでの双方向コミュニケーションなど、スタジアムやアリーナなどの施設のWi-Fiを活用した新たな顧客体験を実現するため、2022年8月20日に開業した「有明アリーナ」で、「高密度Wi-Fiサービス」の提供を開始した。

東京の新たなスポーツ・文化の拠点「有明アリーナ」開業、ドコモが高密度Wi-Fiサービス提供
(画像=8月20日に開業した、東京の新たなスポーツ・文化の拠点「有明アリーナ」、『BCN+R』より 引用)

高密度Wi-Fiサービスは、ドコモが推進するスマートアリーナの実現に向けた第一歩として、国内のスタジアムやアリーナなどで国内最高水準の密度となる60席あたりに1つのアクセスポイントを常設する。

今回、ドコモが5Gネットワークに加えて高密度Wi-Fiサービスを提供することで、有明アリーナに来場した人は、SNSなどのインターネットをより快適に利用することができ、有明アリーナでのイベントなどの主催者は、同サービスによる多数同時接続を活用した新たな演出が可能となる。

東京の新たなスポーツ・文化の拠点「有明アリーナ」開業、ドコモが高密度Wi-Fiサービス提供
(画像=ドコモが5Gネットワークに加えて高密度Wi-Fiサービスを提供、『BCN+R』より 引用)

加えて、有明アリーナは、Wi-Fi認証時に取得する顧客属性やWi-Fiの利用状況などのデータを施設の運営やマーケティングに活用することで、来場者により高い体験価値を提供する取り組みも今後実施していく。さらに、災害時には、有明アリーナの高密度Wi-Fiサービスを無料開放し、被災者の人々が情報収集や安否連絡のために速やかにインターネットを利用できるスポットを提供する。

東京有明アリーナが運営する有明アリーナは、スポーツやカルチャー、エンターテインメントなど、さまざまな用途で利用できる東京の新たな文化の拠点。21年に開催した東京2020大会では、バレーボール・車いすバスケットボールの会場として使われた。1年間の準備期間を経て、国内では初の試みとなる公共施設等運営事業(コンセッション方式)で運営する。

最大収容人数は1万5000席(人)。所在地は東京都江東区有明1-11-1。電車でのアクセスは、ゆりかもめ「新豊洲駅」「有明テニスの森駅」各徒歩8分、りんかい線「国際展示場駅」「東雲」各徒歩17分。

ドコモは、東京都が実施した「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)に基づく公共施設等運営事業」に係る公募手続きで、19年3月に有明アリーナの管理運営権者の候補者としてコンソーシアムで選定され、同年5月に管理運営権を取得した。今後、来場者により体験価値の高いイベントを楽しんでもらえるよう、有明アリーナのスマートアリーナ化を推進していく。

提供元・BCN+R

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