ブレゲのクラシックコレクションを代表する「クラシック 7337」。
今回、同ブランドから、ブレゲのデザイン・コードをしっかり維持しながら、モダンなスタイルに仕上がった新作が2モデル(ホワイトゴールド/ローズゴールド)、リリースされた。
ブレゲのデザインを代表する「クラシック」コレクション
ブレゲの「クラシック」は、ブランドの起源に根差す特徴的な美観を忠実に表現したコレクションだ。
1812年、懐中時計に登場したオフセンター・ダイヤルは、ブランドのDNAに。この創作から着想を得て、腕時計にアレンジした「クラシック 7337」が初めて登場したのは2009年のことだ。
今回、登場する2022年の新作では、「クラシック」ラインを特徴づける強力な個性を忠実に守りながら、現代的でエレガントなスタイルに仕立てられている。
現代的なエレガンスウォッチ「クラシック 7337」
新作の「クラシック 7337」は、隅々にまでブレゲの装飾技法を駆使した、ブランドの魅力を随所から感じられるアイテムだ。
オフセンター・ダイヤルは、ブレゲ・マニュファクチュールのギヨシェ彫り職人が手動旋盤で施した繊細なクル・ド・パリ模様によって装飾。チャプターリングの外縁部にバーリーコーン(グレンドルジュ)模様が刻まれている。
12時位置のムーンフェイズも極めてリアルなイメージを喚起するデザインだ。ゴールド製の月のモチーフはハンマーを用いて手仕上げされ、月を囲む雲にはサンドブラスト処理でマットな質感が施されている。
空はブルーラッカーでコーティングされ、そこに含まれるスパンコールが見る角度によって星の輝きを演出。時間、分、秒は、穴があいた丸いモチーフを先端に配した伝統的なブルー・スティールのブレゲ針で示され、日付と曜日の表示は、それぞれ2時位置と4時位置に配置されている。
時計の精度向上に貢献するムーブメント
直径39mmのケースに搭載されているのは、厚さ2.4mmというブレゲでは最薄ムーブメントのひとつの「キャリバー502」。このムーブメントは、薄型でも高性能を発揮するように設計されている。
香箱には、安定した動力と性能を確保しながら薄型の美観を強調するために、蓋のないオープン型を採用した。
また、自動巻のローターは、ムーブメントの主要な構成部品に対して最大のスペースを設けるためにオフセンターに配置。ムーブメントの厚さを最小限に抑えるように組み込まれている。
ロジウムメッキ仕上げのこの自動巻ムーブメントは236個の部品から成り、ひげゼンマイとインバーテッド・ストレートライン脱進機のホーンにシリコンが用いられている。このシリコン素材には、腐食や損耗への耐性に加え、磁場の影響を受けないなど、数多くの優れた性質があり、時計の精度向上に貢献する。
ホワイトゴールドモデルにはミッドナイトブルー、ローズゴールドモデルにはミステリアスブラウンのストラップがそれぞれ付属。
モダンなスタイルの「クラシック 7337」は、ビジネスシーンにおいて洗練された印象を与えてくれるだろう。
ブレゲ 公式WEBページ
(IKKI)