スズキが2022年8月26日(金)に、新型軽商用車「スペーシア ベース」を発売した。

広い荷室空間と使い勝手のよさ、そして快適性等を兼ね備えたモデルで、隙間のないフルフラットフロアは車中泊やワーケーションといった目的でも活躍するハズだ。カラーはグレーメタリック、イエロー、ブルーメタリック、ホワイトパール、ブラックパールの全5色展開で、価格は139万4800円~(税込み)となっている。

目次
スズキ、軽商用車 新型「スペーシア ベース」を発売
 ・目標販売台数(年間)
 ・メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
 ・*メーカーオプション(消費税10%込み)
新型「スペーシア ベース」の主な特長
 ・1.商用車と乗用車の強みを活かしたパッケージング
 ・2.使い方の幅が広がるアイデアをプラスしたユーティリティー
 ・3.個性を際立たせたデザイン
 ・4.充実の安全装備
 ・5.優れた経済性と走行性能

スズキ、軽商用車 新型「スペーシア ベース」を発売

スズキ株式会社は、軽商用車 新型「スペーシア ベース」を8月26日より発売する。

新型「スペーシア ベース」は、「遊びに仕事に空間自由自在。新しい使い方を実現する軽商用バン」をコンセプトに、商用車の積載性や広い荷室空間、使い勝手のよさと、乗用車のデザインや快適性、運転のしやすさを融合した新型軽商用車である。

パッケージングは、隙間のないフルフラットなフロアと低く抑えた荷室開口地上高による、使いやすく荷物が出し入れしやすい荷室空間と、スペーシアと同等の乗り降りしやすいシート高や乗り心地のよいフロントシートによる、快適な前席空間を両立した。また、全車標準装備のマルチボードを使い、車中泊やワーケーションなど、目的に合わせて室内空間を自由にアレンジすることが可能である。

さらに、オーバーヘッドシェルフ※1やリヤクォーターポケット、フロアコンソールトレーなど多彩な収納スペースを設置したほか、ユーティリティーナットやLEDルームランプ※2、運転席&助手席シートヒーター※3、助手席シートバックテーブル、防汚タイプラゲッジフロア、USB電源ソケット[Type-A/Type-C]※1を採用し、利便性の高い室内空間とした。

デザインは、フロントグリルやドアハンドル、ドアミラー、バックドアガーニッシュなどの加飾をブラックで統一することで、重厚感を強調するとともに、リヤクォーターパネルやチェッカープレートをモチーフにした専用エンブレムを採用し、お気に入りの道具感を演出した。また、インパネカラーパネルやリヤクォーターポケットなどのアクセントカラーにグレーイッシュブルーを採用し、力強さを表現した。車体色は、新色「モスグレーメタリック」をはじめとする全5色のラインアップとした。

安全面では、夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートなどを搭載するスズキ セーフティサポートを全車に標準装備したほか、XFには全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)を採用した。また、すれ違い支援機能を搭載した全方位モニター用カメラをメーカーオプションとして設定※4した。さらに、LEDヘッドランプ、LEDフォグランプを全車に標準装備し、安全機能を充実させた。

新型「スペーシア ベース」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」※5、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」※6、「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」※6に該当する。

※1XFに採用。
※2残照式3ポジションLEDルームランプ(フロント、センター)、LEDルームランプ(リヤ)。
※3GF 2WD車は運転席シートヒーターのみ装備。
※4XF 全方位モニター用カメラパッケージ装着車として設定。
※5衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術をはじめとする一定の運転支援機能を備えた車(安全運転サポート車。略称・サポカー)のうち、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載することで特に高齢運転者に推奨される「サポカーS」の区分のひとつ。「サポカーS ワイド」は、衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを搭載する車。
※6事故防止対策の一環として、衝突被害軽減ブレーキ、ペダル踏み間違い急発進抑制装置が一定の性能を有していることを国土交通省に認定された車。
*安全運転を支援する機能の検知性能・制御性能には限界があり、状況によっては正常に作動しない場合がある。
これらの機能に頼った運転はせず、常に安全運転を心掛けてほしい。

目標販売台数(年間)

「スペーシア ベース」10,000台

メーカー希望小売価格(消費税10%込み)

機種名エンジン駆動変速機燃料消費率
WLTCモード走行
(km/L)
燃料消費率
JC08モード走行
(km/L)
エコカー減税
(重量税)※7
価格(円)
GF0.66L
DOHC
吸排気VVT
2WDCVT21.225.8免税1,394,800
4WD19.924.81,518,000
XF2WD21.225.81,547,700
4WD19.924.81,667,600

価格には、リサイクル料金、保険料、税金(除く消費税)、届出等に伴う費用は含まれない。
WLTC=Worldwide-harmonized Light vehicles Test Cycle 市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。
※7環境対応車普及促進税制による自動車重量税の減税措置は2023年4月30日新車届出まで。

*メーカーオプション(消費税10%込み)

メーカーオプション名設定機種価格(円)
全方位モニター用カメラパッケージ装着車
全方位モニター用カメラ[フロント/サイド(左右)/バックカメラ]、USBソケット、
ステアリングオーディオスイッチ
XF46,200
【車体色】ピュアホワイトパール塗装車全車22000

新型「スペーシア ベース」の主な特長

1.商用車と乗用車の強みを活かしたパッケージング

  • 隙間のないフルフラットなフロアと低く抑えた荷室開口地上高により、使いやすく荷物が出し入れしやすい荷室空間を実現した。
  • スペーシアと同等の乗り降りしやすいシート高や広々とした足元の空間、厚みのある乗り心地のよいフロントシートにより、快適な前席空間を実現した。
  • 車中泊やワーケーションなど、目的に合わせて室内空間を自由にアレンジできるマルチボードを全車に標準装備した。

2.使い方の幅が広がるアイデアをプラスしたユーティリティー

  • オーバーヘッドシェルフ※1やリヤクォーターポケット、フロアコンソールトレーなど多彩な収納スペースを設置した。
  • ユーティリティーナットを荷室の左右側面に計10ヶ所配置し、様々なカスタマイズに対応する。
  • 車内での作業時に嬉しいLEDルームランプ※2を全車に標準装備した。
  • 運転席&助手席シートヒーターを装備※3し、冬場でも快適にドライブが楽しめる。
  • 軽作業に便利な助手席シートバックテーブルを採用した。
  • アウトドアシーンで役立つ防汚タイプラゲッジフロアやファブリックシート表皮撥水加工を採用した。
  • スマートフォンなどの充電に便利なUSB電源ソケット[Type-A/Type-C]※1を採用した。
  • 最適なドライビングポジションに調整可能な運転席シートリフター※1とチルトステアリング※1を採用した。
  • 運転席からのアクセスがしやすい後席右側ワンアクションパワースライドドア※1を採用した。配送時に便利な予約ロック機能も搭載している。
  • 強い日差しからお肌を守るプレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)※1を採用した。
  • 荷室の利用時などにリヤクォーターポケットに収納できる脱着式後席シートベルトを採用した。
  • ロールサンシェードやキーレスプッシュスタートシステム、フルオートエアコンなどを全車に標準装備した。

3.個性を際立たせたデザイン

エクステリア

  • フロントグリルやドアハンドル、ドアミラー、バックドアガーニッシュ、リヤコンビランプ内リムにブラック塗装を施し重厚感を強調した。
  • ブラックで統一した14インチアルミホイール(ハーフホイールキャップ付)(XF)と14インチスチールホイール(GF)を採用した。
  • リヤクォーターパネルやチェッカープレートをモチーフにした専用エンブレムを採用し、お気に入りの道具感を演出している。
  • アクティブな雰囲気を演出するブラックのルーフレールをXFに採用した。 インテリア

  • インパネカラーパネル、フロアコンソールトレー、フロントドアミドルポケット、リヤクォーターポケットのアクセントカラーにグレーイッシュブルーを採用し、力強さを表現している。 車体色

  • 新色のモスグレーメタリックをはじめ、デニムブルーメタリックやピュアホワイトパールなど、使い方やスタイルに合わせて選べる全5色のラインアップとした。

4.充実の安全装備

  • 夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートなどを搭載するスズキ セーフティサポートを全車に標準装備した。
  • 長距離移動時などに運転操作の負担を軽減するアダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]をXFに採用した。
  • 狭路でのすれ違い時の接触防止をサポートするすれ違い支援機能を搭載した全方位モニター用カメラをメーカーオプションとして設定※4した。
  • LEDヘッドランプ、LEDフォグランプを全車に標準装備した。
  • 4エアバッグ(運転席・助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグ)を全車に標準装備した。

5.優れた経済性と走行性能

  • 全車CVTとアイドリングストップの搭載により、軽商用車トップの21.2km/Lの低燃費※8を実現した。
  • 全車エコカー減税(重量税)が免税※7となる。
  • スペーシアと同等の快適な乗り心地と、街乗りでも高速でも静粛性の高い室内空間を実現した ※8WLTCモード走行燃費(国土交通省審査値)に基づく。GF2WD車、XF2WD車。

リリース提供元:スズキ株式会社

提供元・Moto Megane

【関連記事】
新旧X-ADVどちらも所有したオーナーだからわかる違いとは?
スクーター乗りの私が選ぶライディングシューズ3足
バイクで行くデイキャンプ。普段のツーリングにこれだけギアを追加すれば、簡単に楽しめる。おすすめ装備と荷物の積載方法を解説!はじめての「ソロ」・「デイ」・「キャン」第1回
遊び道具!? 仕事道具!? 一台あれば生活が激変し、QOLが急上昇する。道具(ギア)としての原付2種(125CCクラス)8台。
Kawasaki「Z900RS」の魅力をブラッシュアップするパーツ群“ARCHI(アーキ)”の魅力