目次
■心地良い風の中での目覚めのんびりとコーヒーを味わう
●標高1375mはJR最高所
●パラボナアンテナが並ぶ
■キャンプサイト情報
●ウッドペッカーキャンプ場
■心地良い風の中での目覚めのんびりとコーヒーを味わう
周囲に響くキツツキのドラミングが目覚まし代わりなのは高原ならでは。カラマツ林に囲まれているおかげで、まだ朝日は差してこない。夏はそれがありがたい。日が差すとテントの中は熱せられて入っていられないからだ。
![ソロでバイクで行ってきた! 涼しさ際立つ夏の高原キャンプとは?](https://cdn.moneytimes.jp/600/400/eyKlENgkMkHVxZoYLpxquoHGFCdWAiKc/e6d0d968-f12f-436b-9487-4fc6f6c6419a.jpg)
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朝食は高原ソーセージでホットドッグ。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
生まれたての朝の空気に囲まれて、コーヒーを飲むためにバーナーに火を付ける。昨夜はぐっすり眠ったおかげか目覚めは悪くない。チェックアウトの時間まではカラマツ林が生む風を満喫しよう。手持ちぶさたな時間が何よりのご馳走である。のんびり朝食をとり、またコーヒーを淹れる。そのうちカラマツ林の高さを超えた日差しがテントサイトを照らし始めた。それを合図にのんびりと撤収を始める。
素晴らしいサイトに別れを告げ、キャンプ場からは八ヶ岳に向かってツーリングを開始する。たぶん気温は猛暑日の数値近くまで上がっているのだろうが、バイクを走らせているおかげで受ける風は心地良い。
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標高を上げるたび、周囲の景色は田園風景から高原野菜の畑に変わってきた。八ヶ岳に目を移すと、今日は湿気があるのか山の稜線に雲がかかっている。それでも山の麓の空気は街のそれよりも断然気持ち良い。
JR鉄道最高地点を過ぎ、その足で、パラボラアンテナがズラリと並ぶ野辺山宇宙電波観測所に立ち寄り、渋滞を避けるため早めに高速道路に乗った。気がつくとハンドルを握りながらもう次のキャンプの予定を頭に描いているのだから困ったものである。
●標高1375mはJR最高所
1375m。JRの路線で一番の標高。野辺山駅と清里駅の間で最高地点を示す木製の標柱と線路の反対にも石碑が設置されている。
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JR鉄道最高地点
長野県南佐久郡南牧村野辺山217-1
●パラボナアンテナが並ぶ
長野県の野辺山高原に位置し観測所構内の一部を公開している。見学コースは自由に入場できる。
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野辺山宇宙電波観測所
長野県南佐久郡南牧村野辺山462-2
入場無料、自由見学
見学時間:8:30~17:00
休日:年末年始
アクセス:中央自動車道「道長坂IC」より30分
■キャンプサイト情報
●ウッドペッカーキャンプ場
1985年オープンの静かなカラマツ林の中にあるキャンプ場。五感を刺激する青い空、樹木の緑、木漏れ日、林を抜ける風の音や、木々や落ち葉に囲まれてリラックスできるキャンプ場だ。
![ソロでバイクで行ってきた! 涼しさ際立つ夏の高原キャンプとは?](https://cdn.moneytimes.jp/600/445/VrnopqdKuGxooXEKXZDpIlGUpWAEpUYV/9bc40c78-2762-4b4e-934c-8568667eec69.jpg)
山梨県北杜市須玉町上津金2449-5
TEL:0551-46-2450
営業:4月中旬~11月20日
料金:入場料大人800円、車1台2800円(テント一張+タープ)~、環境料300円
チェックイン:12:00~17:00、チェックアウト:13:00(ピーク時はin14:00〜17:00、out11:00)
アクセス:中央自動車道「須玉IC」「長坂IC」より約20分
※開設期間、シーズン料金などの詳細はHPでご確認ください。
Text/Takeo Aki Photo/Shogo Motobayashi
提供元・男の隠れ家デジタル
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