8月2日から実施されていたセブン‐イレブンの「カレーフェス2022」。多くの有名店が参加してオリジナルの味わいを提供し、この夏がカレーで盛り上がった形だ。ということで、気になる3商品を実食したので、遅ればせながら魅力を伝えたい。
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インド気分でこの夏を乗り切る
まずは、東京・大久保でカレーと魯肉飯の店として人気を集める「スパイシーカレー魯珈の監修「ろかプレート」(価格は702円)。ターメリックライスと思われる米を、ルーと魯肉飯の具材、薬味が取り囲んでいる。ルーからいただくと、「ふむふむ」、ちょい酸味の効いたインドカレーのようで、マイルドながら奥深い。お米との相性も良く、それほど辛くはないが風味豊かなスパイスが口で膨らんでいく。
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甘辛くて香辛料が効いた魯肉飯の具材もナイス。カレーにちょっと飽きてきたら、魯肉飯の具材で味変して、ずっと新鮮な味わいが楽しめる。チキンの存在感もなかなか。全体のボリュームもいうことない。ここで、自分的にとっておいた目玉焼きを割って、トローリな黄身とルーを混ぜようとして、思わず「柔らかそうな色ながらカッチカッチなんかーい!」とつぶやいてしまった。「キミとはやってられへんわー」とも。他は文句ない。
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次は、銀座デリーが監修した「カシミールカレー」(同594円)。ルーがただならないくらい真っ黒で、怪しい光を纏っている。構造はセブン‐イレブンのカレーによくある二段重ねで、チンした後に下のご飯にルーをかけると完成。というわけで、ルーが入っている上の容器を持ち上げると、ほぼスープレベルのシャバシャバなルーが一気にご飯に流れ込んだ。ここをミスると、部屋中がスパイシーなことになるので要注意。
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スープ状のルーからズズッといただくと、鼻から抜ける大人のスパイス感。コクと苦味がいい感じに混じり、そしてバリバリ辛い。激辛ファンにはちょうどいい、CoCo壱でいうところの5辛レベルだ。辛いものが苦手だと、ちょいきついかも。でも大好きなので、ご飯と一緒にガンガンいただく。めっちゃ好みな黒汁。いや、激旨辛漆黒汁(げきうまからしっこくじる)。ただ、残念なことが一つ。ルーがゆるすぎて、ちょっと時間が経つとご飯がべちゃっとしてしまう。次に食べるなら、ご飯にぶっかけないセパレイトスタイルでチョビチョビと一生楽しみたい。
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最後は、南インド料理店エリックサウス監修の「チキンビリヤニ」(同669円)。ご存じかもしれないが、ビリヤニとはざっくりいうとインドの米料理。ちょっと薄味のスパイシーチャーハン、という感じだ(炒めるのではなく炊き込む料理だが)。このチキンビリヤニには、カレーソース的なものも付いていた。まずは米だけをいただくと、ちょっと薄味のスパシーチャーハンだ。
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そして、ソースをかけてみると味が一気に膨らんだ。パラっとした質感の米と酸味の強いカレーソースの相性が抜群で、ビリヤニを食べる手が止まらない。チキンもなかなか立派なビックサイズ。他の2品と違いルーに浸っていないため、グリル料理としても楽しめる。これは、いろいろな組み合わせを楽しめる、かなりお得な一皿と感じた。カレーソースをかけない、ビリヤニ&グリルチキンの組み合わせも、アジア料理っぽくて良かった。
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というわけで、どれも名店の名に恥じない、かなり高いクオリティーだった。こんなおいしいのを食べれば、残暑も軽々乗り越えられるはずだ。(エフェクト・山葉のぶゆき)
提供元・BCN+R
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