江崎グリコは、1食の糖質を40g以下に抑えた低糖質弁当のオフィス宅配「SUNAOデリバリー」を大阪市内で始めた。事業所内での「置き菓子」販売サービス「オフィスグリコ」の配送網を活用する。大阪駅と新大阪駅の周辺でサービスを開始、順次、配送エリアを拡大する。

 主食となる低糖質の麺類(パスタなど)または米飯類(チャーハンなど)と、チキンやポークなどのたんぱく質、季節のサラダを組み合わせた。管理栄養士と日替わりのメニューを考案した。メニューは、「アラビアータとチキンステーキ」「チャーハンとチキンの照り焼き風」「バジルクリームパスタとチキンの山椒焼き」など。

 SUNAOデリバリーは法人契約限定のサービス。契約した法人は月額の利用料を負担する。契約企業の社員は、注文ごとに弁当代を支払う。

 契約企業にはQRコードを配布。社員はQRコードを読み取り、SUNAOデリバリーのアプリから注文と支払いを行う。午前9時までに注文すると、午前中に弁当が届く。クレジットカードまたは電子マネーで決済する。

提供元・DCSオンライン

【関連記事】
「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」