渓流釣りの便利アイテムであるミミズ通し。エサである「ミミズ」をハリにつける際に活躍する釣り道具です。しかし、「使う意味あるの?」「使い方は?」と思っている方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、渓流釣りで使うミミズ通しをテーマに解説します。まだ使ったことがない方は、ぜひ最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターあつ)
渓流釣りで使うミミズ通し
渓流釣りをするならミミズ通しを使うようにしましょう。渓流に潜む魚達を効率的に狙えるようになります。また、貴重な一匹を大切に釣り上げることも可能です。さまざまなコンディションの魚に対応できるので、ひとつは持っておくようにしてください。
![渓流エサ釣りに便利な『ミミズ通し』とは? 【使い方と長所を解説】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/08/wp2-2.jpg)
ミミズ通し使用の長所
ミミズ通しの魅力についてご紹介します。いつも手でエサをつけている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ハリ掛かりがよくなる
ミミズ通しを使うとハリ掛かりがよくなります。エサであるミミズの中間部分からハリ先を出せるのです。そのため、浅く食いついた場合でも、フッキングがしやすくなっています。低活性時の魚も掛かりやすくしてくれるのでおすすめです。
エサ持ちがよくなる
エサ持ちがよくなるのも、ミミズ通しを使うメリットです。エサの真ん中までハリを通すので、必然的にエサ持ちがよくなります。ストラクチャーに引っ掛かったり、魚が甘噛みしたりしても、高確率でエサが戻ってきます。エコに何回でもエサを使えるので、便利なアイテムですね。
魚の食いつきがよくなる
ミミズ通しを利用すると、魚の食いつきがよくなります。ハリのほとんどがエサに隠れるという仕組みになっているからです。そのため、魚がハリの存在に気づきにくく、自然と食いついてきます。警戒心の強い渓流魚にこそ、効果を発揮する釣り道具です。
ミミズ通しの使い方
ミミズ通しの使い方についてわかりやすく解説します。初めての利用で不安がある方は、必ず確認しておいてください。
ミミズの中間部分に針を刺す
まず、エサであるミミズの中間部分にミミズ通しの針を通します。このときのポイントは、できるだけ真っ直ぐに刺すことです。曲がってしまった場合には、エサの形が歪となり魚に見切られてしまいます。一匹の魚を大切に釣り上げるためにも、真っ直ぐ刺すように意識してください。
ミミズの頭から針を出す
針を真っ直ぐ刺せたら、ミミズの頭の位置から針を出してあげてください。こうすることで、釣りバリが綺麗に真っ直ぐ通せるようになります。間違えても、針先をお尻の後方から出さないようにしましょう。エサの動きが損なわれて、バイト数が減ってしまいます。
釣りバリをミミズに通す
ミミズ通しの針は、先端が空洞になっています。そこに釣りバリの先端をあてがって、刺し込むようにしましょう。そして、ミミズ通しの針を引き抜くようにすれば、釣りバリを上手く通せます。エサの形を崩さないように、慎重に行ってあげてください。