マンチェスター・ユナイテッドが、アヤックスに所属するブラジル代表MFアントニー（22）の獲得に向けて新オファーを提示したようだ。
今夏にブラジル代表MFカゼミーロやアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスなどを獲得しているユナイテッド。攻撃面での最大のターゲットとして今季から指揮を執るエリック・テン・ハーグ監督の教え子であるアントニーの獲得に動いており、移籍金8000万ユーロ（約109億円）のオファーはアヤックスに拒否されている。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ユナイテッドは27日に移籍金9000万ユーロ（約122億8000万円）の新オファーをアヤックスに提示したというが、不十分であることから拒否された模様。これを受けて、ユナイテッド移籍を希望するアントニーはアヤックスに失望しているようだ。
なお、スピードを生かしたドリブル突破やカットインからのシュートを武器に昨季の公式戦32試合に出場して12ゴール10アシストの好成績を残したアントニーはユナイテッドと5年契約で個人合意済みだとされている。移籍市場閉幕が近づくなかで、どのような結末を迎えるのだろうか。