SDGsに対応した店舗を今年4月にオープン
サミットでは、22年度を最終年度とする3カ年中計のテーマに「GO GREEN2022~社会に必要とされる新しいSMの創造~」(以下、GG2022 )を掲げている。ステークホルダーに「お客」「社員」「取引先」だけでなく「社会」を加え、単に食材を提供するにとどまらず、事業を通じて高齢化や環境保護などの地域社会の課題にも貢献し、SMの枠を超えた存在になることをめざしている。「GO GREEN」チャレンジ宣言は、まさにここから来ているものだ。
この中計GG2022を体現する店として、今年4月にオープンしたのが「サミットストア世田谷船橋店」だ。環境への配慮や防災対策、地域コミュニティとともに行うイベントなど、「GOGREEN」な取り組みが行われ、SDGsに対応した店舗運営を実践。小売業界から大いに注目されている。
「私たちの取り組みはすべて『サミットが日本のスーパーマーケットを楽しくする』という事業ビジョンの実現に向けたものです。これが伝播すれば、きっと社会は良い方向に向かい、小売業のプレゼンスも上がることでしょう。これからも従業員一人ひとりが社会課題に向き合い、お客さま、お取引先さま、地域、社会と連携して、持続可能な未来のために取り組んでいきたいと思います」(山元氏)
提供元・DCSオンライン
【関連記事】
・「デジタル化と小売業の未来」#17 小売とメーカーの境目がなくなる?10年後の小売業界未来予測
・ユニクロがデジタル人材に最大年収10億円を払う理由と時代遅れのKPIが余剰在庫を量産する事実
・1000店、2000億円達成!空白の都心マーケットでまいばすけっとが成功した理由とは
・全85アカウントでスタッフが顧客と「1対1」でつながる 三越伊勢丹のSNS活用戦略とは
・キーワードは“背徳感” ベーカリー部門でもヒットの予感「ルーサーバーガー」と「マヌルパン」