観光拠点向けEバイク・シェアリングサービス「Viker」は2022年8月1日から、福岡のリゾートホテル「THE LUIGANS Spa & Resor」にて同サービスの実証実験を開始した。

利用料金は3時間で3300円(税込み)。車両と一緒に専用アプリがインストールされたスマートフォンが貸与され、アプリ上でEバイクの操作を行えるほか、おすすめ店などが登録されたサイクリングマップの利用もできる。
免許不要のEバイクを活用することで観光地での移動を容易にし、観光産業の再生を担っていく。

観光拠点向けEバイク・シェアリングサービス「Viker」
8月1日より実証実験開始

福岡市東区西戸崎の THE LUIGANS Spa & Resort(ザ・ルイガンズ.スパ & リゾート)にて

IoTサービスの開発を行うSWANOIR合同会社は、観光地向けEバイク(電動アシスト付自転車)のシェアリングサービス「Viker」の実証実験を福岡のリゾートホテル「THE LUIGANS Spa & Resort(ザ・ルイガンズ.スパ & リゾート)」で行う。

サービス提供の背景

観光地や観光拠点に特化したEバイク・シェアリングサービス「Viker」は、当初、コロナ禍が始まる以前の2019年に開発を開始し、2020年のリリースを目指していたサービスである。行動制限なども徐々に解除される中、コロナ禍のダメージの大きい観光産業に向けて、ようやくリリースの運びとなった。

免許不要・万国共通の交通手段であるEバイクを活用し、目的地まで提案する新しい形の観光地向けのEバイク・シェアリングサービス「Viker」が、観光客の行動範囲を「手軽に」「大きく」広げ、それぞれの観光地の魅力をさらに引き出す。

Eバイク・シェアリングサービス「Viker」が福岡で実証実験を開始
(画像=『Moto Megane』より 引用)

サービスの特徴

■スマートフォンのみで操作する画期的なEバイクを採用

「Viker」に採用されたEバイクはオランダ発の革新的なEバイクである「Vanmoof」。鍵が無く、すべてスマートフォンで操作する画期的なEバイクである。専用に開発されたアプリケーションがインストールされたスマートフォンですべての操作が完結し、快適な移動が可能だ。

■観光地マップ

Eバイクの貸出時には、専用のアプリケーションがインストールされたスマートフォンが貸与される。Eバイクの操作とともに、観光拠点ごとに登録された地元のオススメのお店などが登録された、専用のサイクリングマップが利用可能だ。

■自転車向けのナビゲーション

「Viker」専用に開発されたマップでは、自転車のツーリングにカスタマイズされたナビゲーションが利用できる。

■免許不要のEバイクにより観光地の回遊が向上

観光地への交通手段は多くが公共交通機関であるため、観光客の行動範囲は徒歩圏内に制限される傾向がある。特に海外観光客の場合はこの傾向が顕著になる。免許不要でアシスト付きのスタイリッシュな交通手段を観光拠点に配置することで、観光客の行動範囲が大きく広がる。

Eバイク・シェアリングサービス「Viker」が福岡で実証実験を開始
(画像=『Moto Megane』より 引用)

ご利用の流れ

THE LUIGANS Spa & Resort(ザ・ルイガンズ.スパ & リゾート)宿泊予約係(092-603-2525)宛に予約しよう。利用にあたっての自転車の操作など、簡単な説明の後、Eバイクをすぐに利用できる。
(3時間:3,300円・税込)

サービス概要

サービス名:Viker(ヴァイカー)
提供開始日:2022年8月1日(月)
提供時間:9:00~20:00(ホテル定休日はサービス提供なし)
場所:〒811-0321 福岡県福岡市東区大字西戸崎18-25
THE LUIGANS Spa & Resort(ザ・ルイガンズ.スパ & リゾート)
アクセス:JR香椎線「海ノ中道」駅 徒歩6分
料金:3,300円(税込)/3時間
申込方法:ホテルへ予約(092-603-2525)

リリース提供元:SWANOIR合同会社

提供元・Moto Megane

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