上司に信頼される報連相とは
信頼が厚い人は、上司が求めているタイミングで報連相ができる。では、ほかの人の報連相と何が違うのか。それは、「上司の立場に立って報連相をする」という点にある。情報が伝えられて上司はどのように思うのか。情報の元になっている、ソースやプロセス、自分の判断はどうしたいのかを的確に伝えていることになる。
報連相の効果が出てくるのは入社数年後である。ある程度、仕事ができるようになった段階で、どれだけ上司に報連相をし、フィードバックを得られるかどうかが、「上に行く人・行かない人」の分岐点になると、車塚さんは話している。
さて、筆者も1月に新しい本を上梓したので、関心のある方は手にとっていただきたい。「報連相」の書き方や伝え方が上手くなるかも知れない。『あなたの文章が劇的に変わる5つの方法』(三笠書房)。
尾藤克之
コラムニスト
文・尾藤克之/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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