PayPay(ペイペイ)は8月18日、コード決済「PayPay」の登録ユーザー数が同日時点で5000万人を突破したと発表した。2018年のサービス開始から3年10カ月で、日本の人口の約2.5人に1人が登録した計算になる。

 PayPayが利用可能な加盟店(タクシーなどを含む)は、6月末時点で374万カ所となっており、コード決済における国内シェアは決済取扱高、決済回数ともに約3分の2を占める(PayPay調べ)。

 これまで、大型キャンペーンや自治体と連携したプロジェクトなどでユーザー数を増やしてきたが、キャッシュレス決済を推進する政府の政策も後押しとなっている。なかでも、マイナンバーカードを新規取得すると、キャッシュレス決済サービスを通じてポイントが還元される「マイナポイント」の影響は大きく、マイナポイントの登録先にPayPayを選択した人は延べ約900万人、付与したポイントの総額は約1000億円となっている。

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室/提供元・DCSオンライン

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