アルバロ・モラタ 写真:Getty Images

 チェルシーが、アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタ(29)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。

 ベルギー代表FWロメル・ルカクとドイツ代表FWティモ・ベルナーが退団したチェルシーは、前線強化としてバルセロナでプレーするガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの獲得を画策。チェルシーは移籍金+スペイン代表DFマルコス・アロンソのオファーを提示しているが、いまだにクラブ間合意には至ってはいないという。

 移籍市場閉幕がおよそ1週間と迫るなかで、チェルシーはバルセロナとの交渉に不満を募らせており、代替案を模索するなかで、2017年夏から2年間プレーしたモラタをリストアップしているようだ。また、他の選択肢についても模索しているとのことだ。

 レアル・マドリードでプロキャリアをスタートさせたモラタはチェルシーなどでのプレーを経て、2020年9月にアトレティコからユベントスにレンタル移籍。昨季も公式戦48試合に出場して12ゴール9アシストの数字を残したが、ユベントスが買い取りオプション行使をしなかったことで今夏にアトレティコすると、開幕戦では2ゴールを決めていた。