
(画像=日本政府観光局が発表した7月のインバウンド(訪日外国人)客数は、14万4500人だった。写真は3月14日、大阪市の道頓堀で撮影(2020年 ロイター/Edgard Garrido)、『DCSオンライン』より引用)
日本政府観光局が発表した7月のインバウンド(訪日外国人)客数は、14万4500人だった。4カ月連続で10万人を上回ったものの、新型コロナウイルスの影響がなかった2019年7月との比較では95.2%減に留まる。
6月から外国人観光客の添乗員付きパッケージツアーの受け入れが始まったが、1日の入国者数は2万人の上限があり、観光目的でもビザを取得する必要があるなど依然として入国制限が続いていることから、観光客は戻っていない。インバウンド客のほとんどが、ビジネス客とみられる。
国・地域別でインバウンド客が最も多かったのはベトナムで2万2700人、次いで韓国(2万400人)、中国(1万4800人)、米国(1万4100人)の順だった。コロナ禍前にインバウンド客が多かった台湾は3900人、香港は1100人だった。
中国は政府が海外旅行自粛を指示しており、観光客の日本への渡航は実質的に不可能な状況が続いている。台湾や香港は渡航自粛の対象に日本が含まれており、韓国も海外旅行延期要請の対象に日本が含まれている。
提供元・DCSオンライン
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