目次
■おすすめ漫画3.闇金ウシジマくん(全46巻)
■おすすめ漫画4.軍鶏(全34巻)
■おすすめ漫画3.闇金ウシジマくん(全46巻)
闇社会のリアリティを描いた『闇金ウシジマくん』。全46巻とかなりのボリュームだが、楽しすぎてサクサク読むことができる。
主人公は10日で5割の高金利で金貸しを行う「丑嶋馨(うしじまかおる)」だ。タイトルの通り、闇金融をテーマにした漫画であり、日本の経済を深く学ぶことができる。
作中では人間の汚い部分や醜い部分がハッキリと描かれているため、人間の行動原理や感情について深く考えさせられる。「日本の闇について知ってみたい」という人にもおすすめだ。
なお、『闇金ウシジマくん』はその面白さから、すでにテレビドラマ化や映画化がされている。まとまった時間がある人は、ぜひ1巻から読み進めてみてほしい。
■おすすめ漫画4.軍鶏(全34巻)
続いて紹介する大人向け漫画は、全34巻販売されている『軍鶏(しゃも)』だ。この作品は、ほかの漫画にはない独特の空気感がある。
エリート家庭に生まれた「成嶋リョウ」が主人公だ。学生生活は順風満帆のように見えたが、教育の締め付けが強いことを理由に、主人公は16歳のときに両親を刺殺してしまう。
主人公の人生は一気に転落し、少年院に送致されてしまった。その少年院のなかで空手を学び、少しずつ力をつけ、次々に強敵たちをなぎ倒していく。非情な性格を持つ主人公だが、右往曲折しながら頂点を目指していくその姿には、心に深く突き刺さる何かがある。
ほかの漫画では体験できない複雑な気持ちを味わうことができるが、グロテスクな表現を一部含むため注意が必要だ。