道の概要
琵琶湖の北岸に突き出した小さな葛籠尾(つづらお)半島沿いを走り、都市化されない美しい琵琶湖北部を快走する観光道路。周辺にはさまざまな観光施設が整備され、春から秋のレジャーとして利用されている。18.8kmのドライブウェイには、樹齢30年から40年の桜が約3000本咲き乱れ、桜トンネルの走行が楽しめる。走行は西側の菅浦方面から進入する。
折角の琵琶湖北岸なので、奥琵琶湖だけでなく、連続する海津大崎の湖岸道路も一緒に楽しもう。国道161号線の海津で県道557号に入り、そのまま桜の名所でもある海津大崎を巡る道を走る。ここは湖面のすぐ隣を走るシーサイドロードで、晴れた日には、青い琵琶湖と青空の真ん中を走っている感覚になる。南側に広がる日本一の琵琶湖の広大さを感じながら、東に向って快走する。
湖岸道路をそのまま継続しながら奥琵琶湖パークウェイに走り込むと、山岳道路を思わせる登りのワインディングが出迎えてくれる。山岳部分ではこの道のハイライトとも言えるつづら尾崎展望台があり、奥琵琶湖と竹生(ちくぶ)島の自然美を楽しむことができる。つづら尾崎展望台は整備された広い駐車場やレストラン、お土産物店があり、休憩にも最適な場所だ。
つづら尾崎展望台〜岩熊間は、一方通行の1車線道路なので対向車は来ないが、土砂崩れが頻繁に起こり、補修工事が入ると通行止めになることがある。その場合はつづら尾崎展望台までの往復走行になる。
道路は元有料道路ということもあり、また観光地としても発展しているので、よく整備されていて走りやすい。春は桜、夏は青空と緑、秋は紅葉の中を、湖を眺めながらさわやかな雰囲気の中で快走できる道だ。
お薦めのシーズン
- 春から秋にかけて、桜、秋の紅葉の時期がレジャー施設もあり年間を通して楽しめる。