19cm頭に161匹ゲット
やがて潮止まりに入ったが、相変わらず小型主体にアタリは続く。しばらくして潮が動きだすと東からの風が出始めた。この浜は東の風が吹くと波が少し出るので、キスの警戒心が薄れて良型が交じるが、やはりサイズが少し上がった。
1時間ほどしてから波打ち際が徐々に広がってくると、ポイントも遠くなると思っていたが、相変わらず4色から手前でアタってきた。その後も順調にキスを追加し、午前11時すぎ、気温が高くなったので体力が消耗し過ぎないうちに納竿した。釣果は19cmを頭に161匹だった。
少し小型が多くなったが、これは赤潮の影響が顕著に出たのだろう。波打ち際にエイ、クロダイ、マゴチ、キスなどいろいろな魚が大量に打ち上げられていたことを考えると、十分満足できる釣果だと思う。1週間もたてば海の色は回復すると思う。キスは産卵の時期を迎えて活性が高くなり、群れも大きくなっているため、さらに良い釣果が期待できそうだ。
熱中症対策を万全に、水分をしっかり取り、日よけの傘などを用意して無理せず楽しもう。また、人が増えてきたのでトラブルが起きないように気をつけ、ゴミは忘れずに持ち帰るようにしよう。
<週刊つりニュース中部版APC・横山准司/TSURINEWS編>
▼この釣り場について
阿漕浦海岸
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年8月12日号に掲載された記事を再編集したものになります。
提供元・TSURINEWS
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