ファッションデザイナーの森英恵氏が8月11日、老衰のため96歳で死去した。葬儀は近親者で済ませた。森英恵氏は東京女子大学を卒業後、1951年に新宿に洋装店「ひよしや」をオープン、蝶をアイコンにしたブランド「ハナヱモリ(HANAE MORI)」を立ち上げ、1965年にはニューヨークコレクションに初参加した。「ハナヱモリ」のロゴは田中一光がデザインした。東洋人で唯一のパリのオートクチュールデザイナーであり、日本人デザイナーの海外進出の先駆けであった。ファッションモデルやタレントとして活躍する森泉と森星の姉妹は孫。紫綬褒章やレジオン・ドヌール勲章オフィシエなどを受賞し、日本のファッション業界の発展に寄与した功績は誰もが知るところだ。

文・セブツー編集部/提供元・SEVENTIE TWO

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