東京地検特捜部は8月17日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の元理事で大手広告代理店の電通の元専務取締役の高橋治之容疑者(78)を受託収賄容疑で逮捕した。さらに、紳士服チェーン大手のAOKIホールディングスの前会長の青木拡憲容疑者(83)ら3人を贈賄容疑で逮捕した。高橋治之容疑者は、大会のライセンス商品の契約などに関してAOKIホールディングスに便宜を図り、その見返りとして2017年から昨年6月ごろまで毎月100万円、総額5100万円以上を受け取った疑いがもたれている。AOKIホールディングスは、高橋容疑者が代表を務めるコモンズとコンサルタント契約を結び、コンサルタント費として支払っていたとみられている。組織委の理事は大会特別措置法で、職務に関する金品の受領を禁じられており、東京地検特捜部は任意で聴取していたが逮捕に踏み切った。AOKIホールディングスは、開会式で日本代表選手団が着用した公式服装を手掛けた。

文・セブツー編集部/提供元・SEVENTIE TWO

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