走行性能
搭載されている7.5L V8エンジンはさすがにパワフルで、心地の良い迫力V8サウンドを響かせ、長距離をひたすらにゆったり進んで行きます。これこそアメ車という感じで、とても気持ちが良いです。
FRでロングホイールベースということもあり、乗り心地とドライバビリティは良く、直進性も高く、高速道路も平気です。
ただし、巡航時での轍には結構ハンドルを取られるので注意が必要です。
やはりアメリカのような広大な大地をV8エンジンでゆったりと走る姿が一番お似合いなのは明らかですが、安全運転・安全速度であれば日本国内でも快適に走れます。またタイヤもよく切れるので、意外と小回りが利きます。
燃費は現代の常識からは信じられないほど悪く(3-4km/L)感じるかもしれませんが、毎日乗るわけではないということで割り切っています。
ガソリンはレギュラーで100L以上入ります。燃費は悪くてもずっと乗っていたいアメ車らしさが感じられて、運転の満足度はとても高いです。
故障・維持費
元々が頑丈さが要求されるバンなので、フレームや機械的な故障は思いのほか少ないです。一度マフラーが取れましたが‥。
ラダーフレームやシンプルなOHVエンジン、多段化されていないトランスミッションなど、とにかくシンプルな機構が頑丈さ保っているのかもしれません。
これまでの約5万キロ走行で経験した不具合としては、若干オーバーヒート気味になったことやAT変速の違和感程度で、大体はオイル類の交換や補充で治ってしまいました。
修理やメンテナンスも家族でなるべくDIYで対処していますが、情報があまりないのでE-350のメンテナンスブックを参考に頑張っています。
オイル類の定期交換と洗車時の各部点検などをしっかり実施することで、コンディションを維持しています。
維持費は排気量からくる高めの税金やダブルタイヤなどいろいろありますが、何はともあれ一番の問題は巨体なため駐車場をどうするかです。
私の家は郊外で自宅の敷地に駐車が可能なのでラッキーですが、都心部だと置き場が一番の問題になりそうです。