濁りの中から96cm登場
京田君もルアー選択に四苦八苦する中、暗闇から今までよりすごい濁りが入ってきた!「これぞルアーの真骨頂。まだまだ騙せるな」。急激な濁りで姿は見えなくなったが、確実にいる。
京田君がセットアッパー125に替えて、濁りの中をゆっくり巻いてくると「やっと来ましたよ~。あ、バラした……あ、着いてる!」。
魚を寄せて無事ネットイン!釣り上げたのは70cmオーバーの丸々したヒラスズキ!。
写真を撮って次を狙うと、またも京田君のセットアッパーにヒット!「お~、デカい?」。
エラ洗いしながら暴れるシーバスを無事捕獲!計測すると96cmのビッグシーバス!「めっちゃうれしいです!」。
ルアーチョイス奏功し95cm浮上
私と京田君は釣れているのだが、京田君の後輩君にはまだアタリすらない状況……。「ルアー何使ってる?」「これです……」「あ~、タックルボックス見せて」「ん~、これ使ってみ」。
ルアー選択を間違っていたのが原因で”今”使えそうなルアーをチョイスしてあげると、その数投目……「ジッジィィィー!」「来ました!」「ジッジィィィー!」「ジッジィィィー!」「デカイんやないと?」。
2人ともキャストはできるが、デカい魚とのやり取りとタモ入れが不慣れで、このような爆釣のときに練習するのが一番良い。「まだよ~、魚が横になったらタモ入れて、タモに魚を持って行く感じ。絶対タモで魚を追わない。タモに頭が入ったら、ラインを緩めれば勝手に魚入るから」。

2人でやっとタモ入れし、上がってきたのはこれも95cm!「ランカーのオンパレードやな」。
その後は魚を掛けてデカい魚とのやり取りの練習。タモの練習をしたりと、まれに見る爆釣劇となり、大満足で帰路に。「雨の力は偉大だな」。
<週刊つりニュース西部版 日高隆行/TSURINEWS編>
▼この釣り場について
通詞島
この記事は『週刊つりニュース西部版』2021年6月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。
提供元・TSURINEWS
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