70cm超え大ダイを難なくキャッチ

そして昼を回ってドラマを見せてくれたのは、やっぱりヒロキ君。ヒット直後に一気にドラグを滑らせ、ラインを引きずり出していく。底から少し上で食ったソイツは、独特の頭を振る三段引きを披露してくれる。間違いなくマダイだ。

福井でのタイラバ釣行で小学生が70cmオーバーのマダイをゲット
(画像=落ち着いたやり取りでファイト(提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)、『TSURINEWS』より引用)

慎重にリールを巻いて距離を詰めていくヒロキ君。さぞ緊張しているかと思いきや、涼しい顔でやり取りしているのはキモの大きさか、経験のなせるワザか。

福井でのタイラバ釣行で小学生が70cmオーバーのマダイをゲット
(画像=70cmオーバーの大ダイゲット(提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)、『TSURINEWS』より引用)

やがて前方に泡とともに大きなマダイが浮上。タモで取り込まれたのは、いかつい顔をした70cmアップのオスの大ダイだった。

クーラー満タンのお土産確保

その後もレンコダイとアマダイを数匹追加し、最後は夕方に湾口でサゴシを少し釣って、この日の釣りは終了となった。いつもながら松井家のクーラーは、赤い魚たちでいっぱい。パパの清さんは帰ってからが大変と苦笑いするが、それも釣りの楽しみの1つ。

福井でのタイラバ釣行で小学生が70cmオーバーのマダイをゲット
(画像=良型アマダイも顔を見せた(提供:週刊つりニュース中部版 谷川智)、『TSURINEWS』より引用)

日本海のタイラバは晩秋まで楽しめる。そのころになると青物の回遊もあり、タイラバだけでなくジギングも楽しめるようになるだろう。

文・週刊つりニュース中部版 谷川智/TSURINEWS編/提供元・TSURINEWS

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