7月1日、午前5時前に起きて頭の中で「上げ潮か」この言葉が完全に頭に張りつき、熊本・天草・本渡中心を流れる町山口川へ。

町山口川でチニング釣行

「まだ中流域まで水入って来ないな~河口まで行くか」と河口まで行き、車からタックルを出して川べりまで降りてキャスト。使用ルアーはフェイキードッグ70イワシ。

熊本・町山口川でのチニング釣行で30cm級本命にシーバスをキャッチ
(画像=タックル図(作図:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)、『TSURINEWS』より引用)

ロッドティップでアクションをつけながら左右にドッグウォークしながら誘っていく。「出ない……確実にこの水深なら入って来てもおかしくないんだがな、まだ目線が下か?もしくは捕食しているターゲットが違うのか?」扇状に探っていくがチェイスすらない。

30cm級チヌゲット

「キチヌならな~、まだアグレッシブにバイトしてくれるんだが」と上流方向に向かいながら打っていくと、ようやくジュバッ、ジュバッ!「乗ったぁ~」グングングンッとチヌ系特有の首振りだが、ラインを出すまでの大きさではなく、上がって来たのは30cmちょっとの個体。

「フックの掛かり具合はいいとしても、なんかかみ合ってないな」。その後、上流まで行くが釣れず。

40cm級シーバスも登場

熊本・町山口川でのチニング釣行で30cm級本命にシーバスをキャッチ
(画像=シーバスも登場(作図:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)、『TSURINEWS』より引用)

午後1時の干潮前、下げの流れが一番強烈になるタイミングで「いい感じなんだけど、チェイスがないんだよな」。遠投し探っているとカケアガリの部分でバシャッ。

「チヌじゃないな」ジャンプしながら上がってきたのは40cmほどのシーバス。それから岸沿いを打っていき、やっとチェイスがあったものの食わせることができず、時間がなくなったので帰路に就いた。

この記事は『週刊つりニュース西部版』2022年8月12日号に掲載された記事を再編集したものになります。

緊急事態宣言は解除されましたが、外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。

文・週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編/提供元・TSURINEWS

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