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浦和レッズ所属の元デンマーク代表DFアレクサンダー・ショルツ(29)が、J1リーグとデンマーク1部のレベルを比較。現在J1首位である横浜F・マリノスのクオリティを高く評価するとともに、デンマークにおけるJリーグへの評価に言及した。18日、『The Asian Games』が同選手のコメントを伝えている。
ショルツは昨年5月にスーペルリーガ(デンマーク1部)のミッティランから浦和レッズへ完全移籍。昨季はJ1リーグで15試合に出場すると、今季はここまでJ1リーグ25試合中22試合で先発出場。YBCルヴァンカップやAFCチャンピオンズリーグなどでもほぼ全試合にスタメン出場するなど、不動のセンターバックとして活躍している。
そんなショルツは、母国におけるJリーグへの評価を聞かれると「デンマークの人たちが(Jリーグについて)何も調べずに、『レベルが低い』と言えばいいと思っているのが腹立たしいよ。だいたい彼らは金について過大評価をして、クオリティを過小評価するのさ」と、不快感をあらわにしている。
つづけて「Jリーグのレベルは、戦術やテクニックの面で非常に高いね。J1リーグの全クラブがデンマーク1部でトップ6に食い込むだろう。そうした比較で言うと、横浜F・マリノスのようなクラブがタイトルを獲得することも可能だ」とコメント。J1リーグとデンマーク1部の比較をした上で、Jリーグのレベルの高さについて持論を展開した。
ショルツはミッティラン在籍時の2019/20シーズンに、主力選手としてリーグ優勝に貢献。2020/21シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージでリバプール、アタランタ、アヤックスと対戦。欧州最高峰の舞台を経験しているだけに、同選手の言葉には説得力を感じる。