「あの海、今年はどんな感じかなぁ…」、「夏はどこに行こうかなぁ…」と考えているダイバーの皆さまへ、全国各地のガイドたちが今シーズンの現地の海情報を提供!
今回は、前回と同じく和歌山県東牟婁郡にダイビングショップを構える、「南紀シーマンズクラブ」のガイド・川嶋裕士かわしまひろし(以下、川嶋氏)にお話を伺った。
編集部
おすすめの海を教えていただけますか?
川嶋氏
当店は串本の海をガイドさせていただいていますので、やはりおすすめのポイントは、外洋なら「浅地」で、内洋(近場)なら「備前びぜん)」です!
編集部
今シーズンは黒潮が大蛇行中らしいですね!最近の海の様子はいかがでしょうか?
川嶋氏
そうですね。ここ数日で良い潮が入ってきており、透明度と水温もかなり快適なコンディションに戻ってきています。おかげで産卵や求愛などの生態シーンが見られるようになってきました。
編集部
産卵や求愛シーン、私も見てみたいです〜。「浅地」と「備前」、それぞれ見どころはどのあたりでしょうか?
対間氏
外洋の「浅地」は一番遠い、沖のポイントになりますので魚影がかなり濃いのとダイナミックな地形が見どころです。
![【和歌山県・串本-2】ダイバー必見!2022年夏、全国各地のガイドたちが薦める海はここだ! 連載No.10](https://cdn.moneytimes.jp/880/660/IorcbIbplcZefpAOWlyYMDRxaepbdseV/dc33c91f-f06c-40b1-8b28-f5bac8e4dcf7.jpg)
![【和歌山県・串本-2】ダイバー必見!2022年夏、全国各地のガイドたちが薦める海はここだ! 連載No.10](https://cdn.moneytimes.jp/880/660/UsSXWvZHrFcCBgPIhpXlHAWtGZxszGtL/01a21461-e376-4204-b46c-ba2531257ac9.jpg)
一方で内洋の「備前」には砂地エリアが点在していて、毎年水温が高い夏になれば南方種のハゼが見られます。
![【和歌山県・串本-2】ダイバー必見!2022年夏、全国各地のガイドたちが薦める海はここだ! 連載No.10](https://cdn.moneytimes.jp/880/660/fxuxJKZjRdBeLjNUgLMkitNwVMbhxegU/a8ccfd3c-8736-4c51-85e5-feb7bbfc2388.jpg)
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編集部
ワイドもマクロも充実していますね!最近はどのようなゲストが多いでしょうか?
川嶋氏
コロナの影響でダイビングから離れていたブランクダイバーが多いのと、相変わらずフォト派の方も多いです。
編集部
久しぶりにダイビングを再開する方も多いのですね!最後にショップの特徴について教えてください!
川嶋氏
当店は3隻の船を使って、潜るポイントを外洋と内洋(近場)に分けたりなどして、なるべくゲストのご希望に添えるようにしています。また、施設自体とても広く、休憩する際もゆっくりのんびりとしていただけるようにしています。
編集部
希望のポイントに行けたり、施設が広いのは嬉しいですね〜!川嶋さん、ありがとうございました!
2019年に創立30周年を迎え、33年にもわたり串本の海を楽しませてくれている南紀シーマンズクラブ。長年蓄積してきたガイド技術で、ゲスト一人ひとりが十分に楽しめるダイビングプランを提供してくれそうだ。
提供元・oceanα
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