どのようなシニアがタブレットを持っている?

タブレットを持っていると回答した人に対し、スマホとパソコンの両方を所有しているか聞いたところ、「両方所有している」と答えた人は70%と、かなり多いことがわかった。やはり、この質問でも70代よりも60代の所有率が高くなっており、60代男性と60代女性ではともに75%の人がスマホとパソコンの両方を所有していた。
そして、70代男性では64%の人が、70代女性では60%の人がスマホとパソコンの両方を所有していた。この結果からも、所有するならスマホが第一で、その次にタブレットやパソコンという考えの人が多いことがうかがえるだろう。
では、どのような人がタブレットを所有しているのだろうか。ズバリ、子と同居している、あるいは配偶者と二人暮らしの場合に多くなる傾向にあった。子と2世代で同居している人でタブレットの所有率は21%、配偶者のみと同居している人も21%という結果に。一方、孫と3世代で暮らしている人と、一人暮らしの人では、ともに5%と所有率は低く留まった。

筆者は、孫と離れて暮らしている場合に画面の大きいタブレットでテレビ電話をしたいニーズが高くなるのではないかと想像していたため、一人暮らしの人のタブレット所有率が低くなったのは意外だった。タブレットがあればいいな、というニーズがあったとしても、タブレット端末の購入の際、近くにサポートしてくれる家族がいないことがネックとなっているのかもしれない。
調査の結果、思いの外、シニアのタブレット端末所有率は低かった。しかし、画面が大きいため写真が見やすい、メールの文字を読みやすいなど、シニアにとってのメリットは多そうだ。身近なシニア世代にタブレットの魅力を紹介してみれば、喜ばれるかもしれない。
出典元:シニアのタブレット所有率 60代で2割強、70代で1割強―タブレット所有者の7割がスマホ・パソコンも所有している―【モバイル社会研究所】
※サムネイル画像(Image:pixinoo / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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