楽天インサイトが成人男女1000人を対象に値上げに関する調査を行ったところ、モノ・サービスの値上げに伴う家計支出の増加額が1カ月当たり平均で1万4673円となっていることがわかった。
値上げによる家計への影響が最も大きいのは、「食料品」という回答が42.1%でトップ。次ぐ「水道光熱」(18.5%)とは20ポイント以上の開きがあった。
食料品・飲料品の中で値上がりを実感している品目は、「生鮮食品」が44.9%でトップ、「調味料・油」(41.0%)、「パン類」(38.7%)、「小麦粉・ミックス粉類・製菓材料類」(36.9%)と続いた。
食料品・飲料品の値上げに伴って購入頻度を減らす品目を尋ねたところ、「菓子類」が最も多く20.7%、次いで「インスタント食品(カップラーメン、インスタントラーメンなど)」(19.4%)、「小麦粉・ミックス粉類・製菓材料類」(15.0%)の順となった。
調査は、楽天インサイトのモニターのうち20〜69歳の男女1000人を対象に、7月12日から13日にかけて実施した。
提供元・DCSオンライン
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