セブン&アイグループのプライベートブランド(PB)「セブンプレミアム」の累計販売金額が、7月末で13兆円を超えた。2007年5月に49アイテムから販売を開始したセブンプレミアムは、発売15周年で約3500アイテムに増えた。

 セブンプレミアムの開発には、セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、ヨークベニマルなどグループの事業会社から約300人が参画している。15周年を迎えるにあたり、さらなる品質と価値の向上を目的に2022年3〜7月で約560アイテムのリニューアルを行った。

 グループ共通のPBには通常のセブンプレミアムのほか、高付加価値の「セブンプレミアム ゴールド」、鮮度やサステナビリティ(持続可能性)を重視した「セブンプレミアム フレッシュ」、衣料品などの「セブンプレミアム ライフスタイル」、入れたてコーヒーの「セブンカフェ」といったブランドがある。

 セブン&アイグループに加えて、天満屋ストア、イズミ、小田急商事などがセブンプレミアムを取り扱っており、約2万2200店舗で販売されている。

 8月16日から31日まで、セブン-イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークの各店舗で、セブンプレミアム商品を買うとボーナスポイントが還元されたり、2個以上購入すると割引になったりするキャンペーンを実施する。

提供元・DCSオンライン

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