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会社員の7割以上が内容も含めSDGsを認知
6割以上が「SDGsへの取り組みが活発な企業で働きたい」
今やビジネスシーンでは切りはなせない「SDGs」。ビジネスパーソンのなかには、「他の会社がどの程度取り組んでいるのか気になる」「自分の勤務先の取り組みはどうなんだろう?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。
Adecco Group Japanは、日本全国の正社員として勤務する20代から50代の会社員1600人(各世代男女200人ずつ)を対象に、「SDGsに関する意識調査」を実施し、結果を公開しました。
会社員の7割以上が内容も含めSDGsを認知

「SDGs」「ESG」「CSR」の3つをそれぞれどの程度認知しているか質問したところ、「SDGs」に関しては、「内容を詳しく知っている」と「おおまかな内容を知っている」と答えた回答者の割合の合計が73.5%となり、かなり高い認知度であることがわかりました。

一方で、「あなたの勤務先は、SDGsに取り組んでいますか?」との質問に対し、「すでに取り組んでいる」と答えたのは、全体の31.9%。そのなかで、もっとも多く取り組まれていたのは「働きがいも経済成長も」(42.5%)でした。企業が、直接的に影響する部分に対して優先的に取り組んでいる様子がわかります。
さらに、そのような企業の取り組みに対し79.6%の人が「賛成する」と考えているようです。実際に業績が向上していると感じる人も30%を超えており、一定の効果があることが見て取れますね。

6割以上が「SDGsへの取り組みが活発な企業で働きたい」

「SDGsへの取り組みが活発な企業で働きたいと思いますか?」との質問に対しては、61.8%が「そう思う」と回答する結果に。転職先を選ぶときにSDGsへの取り組み度合いを重視するという人も全体の37.8%を占め、勤務先を選ぶ際の大事な指標になっていることがわかります。

上述の結果のように企業が「働きがい」に力を入れているなら、確かにこのような選び方も上手かもしれません。
