子供たちの声でにぎわう夏休み。大人は静かに過ごしたい日もあるのよ、と、日本の棚田百選にも選ばれている山鹿市菊鹿町矢谷「番所の棚田」にひっそりと行ってきました。

目次
どこを切り取っても美しい
番所の棚田

どこを切り取っても美しい

分かりやすい看板が出ています。熊本中心部からだと、おおよそ一時間の所にあります。菊鹿町矢谷、になります。

棚田で見る歴史と夢と夏 ~菊鹿町矢谷 番所の棚田と矢谷阿蘇神社~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

勢いよく流れる美しい水。

棚田で見る歴史と夢と夏 ~菊鹿町矢谷 番所の棚田と矢谷阿蘇神社~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

触れると、とても冷たかったです。

棚田で見る歴史と夢と夏 ~菊鹿町矢谷 番所の棚田と矢谷阿蘇神社~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

水が好きな私は、この水路の流れを見ているけだけでも満足しそうでした。

棚田で見る歴史と夢と夏 ~菊鹿町矢谷 番所の棚田と矢谷阿蘇神社~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

どんどんと下へ流れてゆきます。ありきたりではありますが、こんな所に住んでみたいなという気持ちでいっぱいになります。

綺麗な水、

棚田で見る歴史と夢と夏 ~菊鹿町矢谷 番所の棚田と矢谷阿蘇神社~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

まぶしいほどの緑。

棚田で見る歴史と夢と夏 ~菊鹿町矢谷 番所の棚田と矢谷阿蘇神社~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

雲の存在感に、ああ、夏を生きてると思わされます。

番所の棚田

カメラマンさんたちの作品でもよく見る棚田。

棚田で見る歴史と夢と夏 ~菊鹿町矢谷 番所の棚田と矢谷阿蘇神社~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

私ではこれが限界でした。肉眼だともっと素晴らしいし、ざざざと水の音がしています。日本だけだと思っていましたが、フィリピンの棚田は有名で、ネパール、アフガニスタン、イエメン、などにもあるようで、スイスにはぶどうの段々畑もあるようです。

江戸の中期頃から、急斜面の山林を切り拓きながら、石積みを組み棚田を作ってきたという歴史。

かつては、山鹿と大分(日田)を結ぶ街道筋であり、国境の御番所があったことから「番所」というの地名がついているそう。

秋は彼岸花で有名ですね。今回は静かな時期に行きたかったので夏真っ盛りに行きましたが、真っ赤な縁取りをされた番所の彼岸花を見たいものです。