今、トヨタ86は買いか?
この種のクルマはスポーツ走行などをすればガソリン代やタイヤ代といったランニングコストも気になるところだが、実用燃費は高速道路16-17km/L、郊外路12-13km/L、市街地9-10km/L、総合すると11-13km/Lとカタログ発表に極めて近い。燃費自体も最近はスポーツモデルでも燃費が良くなっているのを考えるとすごくいいとは言えないにせよ、納得できる範囲だ。
またタイヤ代もスタンダードな両車であれば、純正サイズは215/45R17、205/55R16という流通が多く、今の基準ではそれほど大きくないサイズのため、ガソリン代同様に負担は大きくない。
そんなクルマだけに筆者はダンパーに手を加えたくらいでも飽きずに乗ることができ、もし飽きてしまっても懐具合と相談しながら山のようにあるパーツから好みのものを選んで、自分色に仕上げればまた当面楽しむことができるだろう。さらにスポーツカーは中古車市場で人気車なので、両車も困ったときには売ってしまえばそれなりのお金になるのも嬉しい。
両車を買うならできれば新車が理想的ではあるが、登場から7年が経ったこともあり中古車も増え、お買い得感は低いにせよ最近は150万円程度から狙えるようになり、若い人が買うのもいいだろう。
まとめると86&BRZは未だに魅力的なクルマであり、欲しいならどんな形でも一度自分のものにすることを大いに勧めたい。
【新型86 vs 現行86】愛車の86&BRZを持ち出し新型・現行86&BRZを土屋圭市、織戸学、河口まなぶが語り尽くす!
文・永田恵一/提供元・CarMe
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