多面的な表情を魅せる街・長崎

冬は比較的暖かく、夏は涼しい海洋性の気候に恵まれている長崎県。
東京から飛行機で約2時間、大阪・神戸からは約1時間20分で到着し、季節を問わず多くの人が訪れています。
端島炭坑で栄えた廃墟の島「軍艦島」やフランス寺とも呼ばれる「大浦天主堂」のほか、クラシカルな洋館が集まる「グラバー園」など、同じ県内でもまったく異なる雰囲気を持つ観光スポットが多く点在しています。
今回は、今回は、田舎旅を提案するcazualが運営のInstagramアカウント「都市脱出計画」より、定番から穴場まで長崎県のおすすめ観光スポットをピックアップしてみました。
雨の日でも楽しい「中島川沿いの遊歩道」

四季によって移り変わる街路樹が、四季の変化を伝えてくれる「中島川沿いの遊歩道」。
春には桜、夏には柳、秋には銀杏と移り変わるため、四季それぞれの風景を楽しみながら散策するのも良いでしょう。
中島川には長崎の名所として有名な眼鏡橋がかかっており、レトロでかわいいシルエットは思わず写真に収めたくなってしまうはず。
遊歩道にはいくつかベンチも置かれているので、天気がいい日はお茶やおやつを買って休憩するのもおすすめですよ。
■アクセス
路面電車「市民会館電停」より徒歩2分
■住所
長崎県長崎市中島川沿(魚の町〜諏訪町の間)
大迫力の美しさ「大浦天主堂」

ステンドグラスが美しいゴシック建築の教会「大浦天主堂」。
かつて潜伏していたキリシタンが宣教師と出会ったことがきっかけで、計数万人ものキリシタンがいることが判明した「信徒発見」の舞台となりました。
ちなみに「天主」とは神様のことを指し、天主堂とは教会のことを指すのだそう。

現存する木造ゴシック様式の教会のなかでは日本最古の建物で、なまこ壁をあしらった和洋折衷のめずらしい洋風建築はとても見ごたえがあります。
雨の日には、地面の石畳が水を吸い込んで黒くなるため、白い「大浦天主堂」とのコントラストを楽しめます。
屋内の美しい造りだけでなく、天気による変化を楽しめる外観を観察するのもおすすめです。
■アクセス
JR「長崎駅」→ 長崎バス「大浦天主堂下」より徒歩5分
■住所
長崎県長崎市南山手町5-3
日本三大中華街「長崎新地中華街」

横浜・神戸と並ぶ日本三大中華街の1つ「長崎新地中華街」。
長崎新地中華街は江戸時代中期に中国からの貿易品の倉庫を建てるために、海を埋め立ててできた街です。

東西、南北あわせて約250mの十字路には、長崎名物のちゃんぽんや皿うどんの名店のほか、中華料理店や中国菓子、中国雑貨店などの約40店舗が軒を並べています。
古くから中国の貿易品を取り扱う倉庫が多くあったこともあり、中国の街並みや中華料理・グルメを堪能できます。
■アクセス
路面電車「新地中華街電停」より徒歩4分
■住所
長崎県長崎市新地町
海辺の公園の中にある美術館「長崎県美術館」

長崎水辺の森公園に隣接し、公園としての機能も果たす「長崎県美術館」。
屋上庭園では、自然を感じながら彫刻などの美術作品を楽しめます。
自然と一体だからこそ、四季や天候によって変化する表情を含めて楽しめるでしょう。
美術と自然が調和した美術館で、ゆったりと1日を過ごすのもおすすめです。
■アクセス
路面電車「メディカルセンター電停」より徒歩2分
■住所
長崎県長崎市出島町2番1号
日本の近代化を支えた産業遺産「軍艦島」

かつて海底炭坑で栄えた「軍艦島」。最盛期の1960年には約5,300人もの人が住んでいたそうです。
当時の島内には小中学校や病院などが完備されており、映画館やパチンコホールなどの娯楽施設もありましたが、主要エネルギーが石炭から石油へと移行したことにより1974年に閉山し、島は無人となりました。
現在は廃墟となった炭鉱施設ですが、ツアーガイドの解説で島の一部を見学する上陸ツアーが人気を博しています。

■アクセス
長崎港から各社軍艦島上陸ツアー船(予約制)で30分
■住所
長崎県長崎市高島町端島
提供元・cazual
【関連記事】
・支持率10,000%以上!車中泊の概念を変える最先端のテントがMakuakeに登場
・【IKEA】キャンプで大活躍する399円シューズラックを徹底レビュー!
・ハイスペックでかっこいい!コロンビアの軽量メッシュマスクが爆売れ中
・LEDランタンのメリット・デメリット|人気メーカーも紹介
・コンパクトサイズなのに高火力!イワタニの小型コンロはソロキャンにぴったり