「デザインでキャンプを変える」を合言葉に「次はどこに行こう?」というワクワク感を応援する新興ブランド、それが「SALTAHIKE」(サルタハイク)だ。
今回は、そんなSALTAHIKEの初プロダクトとなる鍛造ペグを詳しく見ていきたい。
鍛造テントペグ サルタハイクの「BITE STAKE」とは
今までのペグは本当にテント・タープ用なのだろうか?
その疑問から「テント・タープのために必要な機能は何か?」という視点から生まれたのが、このペグだ。
・ガイロープからの荷重に抵抗するために新たに設計されたアーク型
・美しく、計算されたヘッド形状
・全長約229mmのコンパクトさで高い抵抗力
・保管・持ち運びを考えたスタッキング可能なデザイン
今までにない高いデザイン性と機能性を組み合わせて生まれたペグの特徴を紹介していこう。
特徴①:美しいデザイン
どれを選んでも変わらない、結局は同じ商品ばかり。
SALTAHIKEはその現状にデザインの力で挑戦している。
他の直線的なペグとは一線を画す、アーク型の鍛造ペグ。
今までにない高いデザイン性を備えたフォルムで、キャンプギアの新しい形を提案する。
もちろんデザインだけではなく、ペグに求められる機能性も兼ね備えている。
特徴②:機能性を追求したヘッド
「BITE STAKE」は細部にも手を抜いていない。
ヘッド部は全体のデザインを崩さずに機能性を高めるため、細心の注意を払って設計されている。
打ち込み・引き抜きがしやすいようバランスを何度も調整し、特殊な使用方法はなく、既存ペグと同様の使い方のため勝手が良い。
打ち込み角度が分からない、という事が無いように誰でも簡単に同じ角度で打ち込みが出来るようにガイド機能も付いている。細かな配慮が嬉しい。
ヘッド部分に求められる役割を、しっかりと兼ね備えている。
特徴③:アークが生み出す高い抵抗力
ペグに掛かる荷重は、ほとんどの場合1方向に限定されている。
そのため「BITE STAKE」は1方向に対して最大の抵抗力を生み出す鍛造ペグという設計思想で開発された。
テストの1つとして強風の中で4mx4mヘキサタープ(4~6人用)を張ってみた
設営後も強めの風が吹いていたがビクともせず、安定した抵抗力でテント・タープをしっかりと保持してくれる。
【耐久試験】
感覚だけではなく、実際の抵抗力を数値化するため簡易引き抜き試験を合計64回実施。
全長約229mmながら先端からヘッドに向けての約30°の角度差と最大全幅21mmの幅広設計で280mmにほぼ並ぶ抵抗力を記録したものが下記だ。
曲げ試験による曲がり始めの応力も平均値で縦方向2,771N(282kgf)、横方向2,045N(208kgf)と十分な強度を確保している。
特に縦方向の2771N(280kgf)は、一般的なテント・タープに使用されているガイロープの耐荷重に匹敵する強度だ。
特徴④:スタッキング
スタッキングはキャンプにおいて重要な要素の1つ。
そのため「BITE STAKE」には平面的なデザインを採用している。
「BITE STAKE」は徹底的にキャンプという遊びに向き合ってデザインされている。
「BITE STAKE」の仕様
サイズ | 全長229mmx幅8mm~21mmx厚み8mm |
ヘッド部 | 35mmx33mm |
重量 | 約175g/1本 |
材料 | SS400・クロムメッキ |
※鍛造製品の為、サイズ・重量には個体差がある事をご了承ください。
鍛造ペグ「BITE STAKE」を開発した「SALTAHIKE-サルタハイク」は2021年に設立したばかりの正しく新興ブランドだ。
数多のアウトドアメーカーが存在する昨今だが、「デザインでキャンプを変える」という独自コンセプトを掲げ、新たなギアをキャンパー目線で開発する「SALTAHIKE-サルタハイク」。
今後の新プロダクトにも期待したい。
提供元・Moto Megane
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