アオリイカエギングゲーム

5月25日、昼すぎに京田君から連絡があり「シーバス行きます?イカ行きます?」もちろんイカ!午後6時に鬼池(熊本県天草市)で待ち合わせをし、タックルを組む。

まだ明るいので、月の効力が出るまでシーバスがいないかルアーを通すも無反応。「潮流れてないな……」時間の経過とともに月が出てきた。

堤防ナイトエギングゲームでキロ級含め良型アオリイカ2匹【熊本・天草】
(画像=タックル図(作図:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行),『TSURINEWS』より 引用)

タックルをエギングタックルに持ち替え、まずはダートフォース3.5号(パープル)から開始するが反応はない。まさかと思い足元を照らすと「ま~だ濁ってるわ、夕方はそんな感じしなかったけどな~」アタらない原因が濁りと分かった以上、前日のイカからの反応も踏まえケイムラオレンジラメに変更。

濁りの中から良型キャッチ

遠投して2回シャクって1m出し×5を繰り返していると右手の人差し指に明確なイカパンチ!慌てずロッドを寝かせて横に引くと「グッ……」サオ先が入り、そのままアワせる!「乗った~!」「え?マジですか?」アワセと同時に「グッグッグ!」「ん~変だな、オスがちょっかい出してんな」

まだまだアオリイカは遠い所にいるので、ゆっくり慌てず足元まで寄せ無事捕獲!1kg級のメスのアオリイカ。「多分あの違和感はオスだったな」写真を撮り、次を狙う前に京田君に再度レクチャー。慣れない釣りで夜釣りだと自分が何をしているか分からないとのこと。ひと通り教えるが、これはもう夜に慣れるしか道はない。

レクチャーを終え、また離れて釣りを再開しているとラインが出ていき潮に乗り、張るのだが張らない。「流れはある。抱いたな」アワセを決めると……「ジィーッ!」「おっ!まあまあかな」ゆっくり丁寧に寄せ無事ランディング!「同じことやってるのになんで?」「ん~何かが違うんやろね。もう現場に行って感覚つかむしかないよ」そんな会話をしながら体力も限界なので帰路に。

釣り上げたアオリイカに舌鼓

持って帰ったイカは捌いて一口大にカットし、必ず塩揉みして1食分に小分けして冷凍していれば、焼きそばやバター炒めなどに料理できるのでお試しを。

堤防ナイトエギングゲームでキロ級含め良型アオリイカ2匹【熊本・天草】
(画像=焼きそばと相性抜群(提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行),『TSURINEWS』より 引用)

<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
鬼池港

この記事は『週刊つりニュース西部版』2021年6月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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