最後はジギングで大ダイ連発

しかし、時合いがすぎてしまったのか反応がない。潮が緩んできたこともあり、こんな状況の時はタイジギングを試してみようと一応準備してきたやや軟らかめのジギングロッドにマキエ80gを装着。

沖のルアーフィッシング満喫 イカもマダイも良型続々【山口・長門】
(画像=タックル図(作図:週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之)、『TSURINEWS』より引用)

1投目、底から2~3シャクリでドン!強烈なファーストランの直後に首振り。良型だと確信したところで不安がよぎる。PEライン3号、リーダー12号のタックルに似つかわしくないアシストフックを装着してしまった。

急いでドラグを緩めに設定し、時間を掛けて浮かせたのは70cmのマダイ。予想通りハリが伸びていた。無理していたらバラしていただろう。

沖のルアーフィッシング満喫 イカもマダイも良型続々【山口・長門】
(画像=終盤のタイジギングで仕留めた70cm(提供:週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之)、『TSURINEWS』より引用)

最終釣果

アシストフックを交換し再開。すると、またまた底から2~3シャクリでヒット。前回の経験を活かし、いなしながら再び同サイズのマダイを釣り上げることができた。

結果、70~40cmのマダイ5尾、ケンサキイカ15尾、レンコ、アオナ、ボッコなど多彩な釣果を得ることができた。

沖のルアーフィッシング満喫 イカもマダイも良型続々【山口・長門】
(画像=マダイのほかアラカブやアオナなども(提供:週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之)、『TSURINEWS』より引用)
沖のルアーフィッシング満喫 イカもマダイも良型続々【山口・長門】
(画像=『TSURINEWS』より引用)

この記事は『週刊つりニュース西部版』2021年6月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。

緊急事態宣言は解除されましたが、外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。

文・週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之/提供元・TSURINEWS

【関連記事】
ゼロから始める「カヤックフィッシング」 マダイを釣るためのキホン5選
船長に聞く「沖釣り初心者の心得」:東京湾LTアジ 厳選船宿8選も紹介
大豆ではなく「魚で作った」味噌とは? 実は各地に存在する発酵魚介食材
干物にすると飛躍的に美味しくなる海釣りターゲット4選
釣り編集者が上天草へお試し移住 移住家族に聞く「リアルな本音」とは?