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道の概要
お薦めのシーズン

道の概要

日本を代表する観光地日光と、その東に広がる霧降高原を走り大笹牧場にいたる観光道路。2006年9月26日から無料化されたので利便性は格段に向上し、霧降高原~日光~金精峠~赤城(沼田)方面へとぬける魅力あるドライブルートだ。景色を楽しみつつ走りを満喫し、さらには観光も楽しめるというすべてが揃っているのがこの道。東京都内からだと片道180kmほどで、ツーリングで走り慣れているライダーなら十分日帰りツーリング圏内だ。

元観光有料道路で、無料化されると途端に路面が荒れということはよくあることだが、この霧降高原道路はそんなことはなく路面状況は非常によく十分に維持管理されている。元料金所を通過すると一気に登りはじめ、しばらく走ると日光三滝のひとつ霧降の滝観瀑台がある。展望台から撮影するには結構距離があるため、撮影には望遠レンズは必須(200mm程度)。

【栃木】霧降高原道路/県道169号線 ~ 世界遺産「日光」から延びる大定番のルート〜[バイク・車でツーリングしたい日本百名道・No.29]
(画像=『Moto Megane』より引用)

キスゲ平を越えると登りはゆるやかになり、この道路の一番のハイライト六方沢橋(ろっぽうざわ)に到着。この橋は霧降高原道路のちょうど中間地点のあたりに位置する。標高1434mにあるこの橋は位置的によく霧が発生するが、晴れていれば栗山ダムや今市の風景、筑波山などを望むことができる。

この橋を抜けさらに走り進むと、最後は牛が放牧された牧歌的な風景の中を下りながら大笹牧場に至る。

大篠牧場から先は、北に向かえば黒部ダム、南下すれば今市市方面となる。黒部ダム方面へ行ったのなら、川治温泉、鬼怒川温泉もそれなりに近いので、立ち寄り湯でさっぱりして帰るのもいいだろう。

【栃木】霧降高原道路/県道169号線 ~ 世界遺産「日光」から延びる大定番のルート〜[バイク・車でツーリングしたい日本百名道・No.29]
(画像=『Moto Megane』より引用)

お薦めのシーズン

  1. 新緑から紅葉まで。ニッコウキスゲの7月と紅葉の10月中旬~11月上旬は混雑する。