岩隈山の切り通しはご存じでしょうか。山鹿市菊鹿町木野にあります圧巻の風景です。是非実際に行かれてみてください。とても写真では伝えきれない存在感に圧倒されます。

目次
場所は山鹿市菊鹿町
苔、静かに

場所は山鹿市菊鹿町

切通し(きりどおし)とは、山や丘などを部分的に開削し、人馬の交通を行えるようにした道の事だそう。私は初めて聞いた言葉でした。

魂が震えるほどの切り口で夏を吸う ~山鹿市菊鹿町木野 岩隈山の切り通し~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

要するにここの丘を削り、人が通れるようにした史跡のようです。

魂が震えるほどの切り口で夏を吸う ~山鹿市菊鹿町木野 岩隈山の切り通し~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

こんな感じ!すごいです。一番高い所は30メートルくらいありそう。

魂が震えるほどの切り口で夏を吸う ~山鹿市菊鹿町木野 岩隈山の切り通し~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

所々に穴があります。

魂が震えるほどの切り口で夏を吸う ~山鹿市菊鹿町木野 岩隈山の切り通し~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

すごい大きさ。これをどうやって作ったのでしょうか。今のハイテクな時代もすごいけれど、先人たちの知恵と力に想像を巡らせます。

魂が震えるほどの切り口で夏を吸う ~山鹿市菊鹿町木野 岩隈山の切り通し~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

ほぼ90度みたいな壁。自分が素手で登る事を考えると、足の裏がそわそわするような、高所恐怖のような不思議な感覚に襲われます。

苔、静かに

魂が震えるほどの切り口で夏を吸う ~山鹿市菊鹿町木野 岩隈山の切り通し~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

緑の苔がびっしり。

魂が震えるほどの切り口で夏を吸う ~山鹿市菊鹿町木野 岩隈山の切り通し~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

そして向こう側にいけばタイムスリップしてしまいそうな、そんな雰囲気。

コロナ禍前は外国からの観光客も少なくはなかったようです。

魂が震えるほどの切り口で夏を吸う ~山鹿市菊鹿町木野 岩隈山の切り通し~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

石仏群に「最近、人は来られますか?」と尋ねてみます。

魂が震えるほどの切り口で夏を吸う ~山鹿市菊鹿町木野 岩隈山の切り通し~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

苔に覆われてかなり破損していました。

暗くなってからこの道を一人で通るのは無理そう。怖いような…。

魂が震えるほどの切り口で夏を吸う ~山鹿市菊鹿町木野 岩隈山の切り通し~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

「そんな事ないよ」

と言われてしまいました。穏やかなお顔。

魂が震えるほどの切り口で夏を吸う ~山鹿市菊鹿町木野 岩隈山の切り通し~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

88体あるのではないか、という事ですが、そこまで多くはなかったような。機会があれば数えてみてください。

魂が震えるほどの切り口で夏を吸う ~山鹿市菊鹿町木野 岩隈山の切り通し~
(画像=『肥後ジャーナル』より引用)

ずらり。紹介させていただきありがとうございます、とお礼を言いました。