2020年ごろからワークマンのアンバサダーを担当していますが、2022SSは3商品開発協力した。
夏に使い勝手の良いメッシュジャケットとパンツ、更に少し変わった機能を備えたレインウエアだ。
目次
BIR001 BAG IN ARAERU(バッグインアラエル)レインジャケット
RD103 コーデュラユーロライダースメッシュジャケット
BIR001 BAG IN ARAERU(バッグインアラエル)レインジャケット
商品番号:BIR001 商品名:BAG IN ARAERU(バッグインアラエル)レインジャケット
カラー:ミックスレッド・ミックスグレー・ブラック・カーキ
サイズ:M・L・LL・3L(一部カラーSとSSあり)
耐水圧:10000mm 透湿度:5000g/m2/24h
価格:3900円
BAG IN ARAERU(バッグインアラエル)レインジャケットは機能面に大きな特徴があるので、まずはそこから解説していこう。
製品名にある「バッグイン」と「アラエル」に大きなヒントがある。
まずバッグインに注目したい。
一見ふつうの少々丈が長いレインスーツだが、背中を見てみるとファスナーがついている。こちらを開くと背中部分に余裕ができて、バックパックを背負ったままで着用することができるのだ。
筆者はカメラ機材などを持ち歩くことが多いので、基本的に防水のバッグパックを使っているが、このレインジャケットがあればバッグ選びの選択肢が大きく広げることができる。
次に「アラエル」の部分だ。
アラエルは洗濯が楽にできることを指している。
誤解しないで頂きたいが、レインウェアは洗濯ができないわけではない。だが基本的にはセーターなどのように洗濯ネットに入れるのが必須になる。
BAG IN ARAERU(バッグインアラエル)レインジャケットは内側に大型のメッシュポケットがあり、こちらにマルっとジャケットを収納することができる。
洗濯する際には別途洗濯ネットを用意しなくて良いわけだ。内ポケットとしても使うことが可能で、A4サイズノートまで入ってしまう。
前身ごろの四か所のポケットはどれも大容量で、ちょっとした外出ならバッグを使う必要がない。
裏面は全面メッシュで写真では確認しずらいが、ポリウレタンコーティングが採用されているので、防風性があり走行中に風を通すことがなく、透湿性が5000g/m2/24hで蒸れにくいので使える温度帯が広いのも魅力的だ。
これからの季節はバイクや雨天時はもちろんだが、スプリングコートとして普段使いもできる。
サイズ感はゆったりしているので、いつものサイズを買えば中に着こんだとしても問題ないだろう。
RD103 コーデュラユーロライダースメッシュジャケット
商品番号:RD103 商品名:コーデュラユーロライダースメッシュジャケット
カラー:ブラック・ホワイト・ダークグリーン・DENIMネイビー
サイズ:M・L・LL・3L(一部カラーSとSSあり)
価格:3900円
見た目的にはシングルライダースをハーフメッシュにしたような印象だ。
DENIMネイビーのみコーデュラデニムとメッシュのコンビ。他のカラーは合皮とメッシュのコンビとなる。
万が一の防御力を考えれば、引き裂き強度に優れるコーデュラが使われている範囲が広いDENIMネイビーが良いが、見た目的には他のカラーの方がレザージャケットのようで質感が高い。
合皮仕様は肘部分にCODURAが使われており、全てのカラーで肘部分にエルボーパットが入っている。正直に言えば少々頼りない素材のエルボーパッドだが、パッド入りで3900円という価格を評価したい。
ちなみに手元にラフアンドロードのプロテクターがあったので、入れてみたところすっぽりとおさまった。気になる人はラフアンドロードのプロテクターを入れてもいいかもしれない。
肩にはストレッチ素材、肘には蛇腹メッシュと可動部に動きやすい設計が採用されているので、バイクの操作を妨げることがないのもチェックして頂きたい。
合皮仕様は前身ごろの多くが風を通さない素材だが、胸と腰部分の四か所のポケットを開けるとベンチレーション機能も兼ねており風を通すことができる。
サイズ感としてはタイトだが、暑い時期に着用し、中に着込むことがないと考えれば、いつも通りのサイズを選んでもらって問題ないだろう。